俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句612「蝶々や仄かに甘き粉薬」(横井来季)

2023-03-20 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句612・味覚42甘味5・横井来季01・2023-03-20(月)
○「蝶々や仄かに甘き粉薬」(横井来季01)
○季語(蝶々・三春)(「→横井来季note」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:もとより薬の甘さは苦味を抑えるためのもの。服薬のほのかな甘さは病気回復への願いとともにある。快癒して蝶の舞う野へ出ることができるように。


横井来季(よこいらいき)
○好きな一句「掃除機の持ち手冷たし啄木忌」02
○季語(啄木忌・晩春)(引用同上)

【Profile】:2001年愛知県名古屋市出身。「」短歌会・立命館大学短歌会所属。「」(同人)、関西俳句会「ふらここ」代表。。「てのひら」50句にて第10回百年俳句賞、全国俳誌協会第3回新人賞受賞。

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