俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句613「妻癒えてひかる鍋釜三月過ぐ」(鈴木正治)

2023-03-29 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句613・光沢4・鈴木正治01・2023-03-29(水)
○「妻癒えてひかる鍋釜三月過ぐ」(鈴木正治01)
○季語(三月・仲春)(「俳句201411」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:長患いの妻もようやく快方に向かった。これからしばらくは夫が台所に立つ。月日は三月から四月へと動いている。鍋や釜の光沢が春の陽光に眩しい。


鈴木正治(すずきまさはる)
○好きな一句「雲裏に腐蝕の太陽ひまわり播く」02
○季語(ひまわり播く・晩春)(引用同上)

【Profile】:1925年福島県出身。→加藤楸邨に師事。「寒雷」同人。鉄道ペンクラブ賞受賞。福島県文化功労者表彰。「暖響」参加。

コメント