俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○方法俳句483「うすうすと蛍月夜の伊吹山」(『引鶴』1952)(大橋櫻坡子)

2020-06-18 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句483・オノマトペ67・大橋櫻坡子01・2020-06-18(木)
○「うすうすと蛍月夜の伊吹山」(『引鶴』1952)(1944作)(大橋櫻坡子01)
○季語(蛍月夜・仲夏)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:淡い色合のうすうすとした白い月。どっしりと居座った伊吹山の空に、質感さえもぺらぺらな薄い月が上がります。蛍の頃。


大橋櫻坡子(おおはしおうはし)(1895~1971)
○好きな一句「端居して浄土の母を疑わず」02
○季語(端居・晩夏)

【Profile】:滋賀県木之本村出身。1913年に句作を始め、1916年から「ホトトギス」に投句。1922年「山茶花」の創刊より運営にあたり1936年、→皆吉爽雨らと雑詠の選にあたった。名古屋に転任後「児屋」「からたち」を主宰し、1949年「雨月」を創刊主宰した。

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