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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○色彩俳句481「夜光虫したたる櫂を収めけり」(工藤義夫)

2020-06-03 04:56:00 | 色彩俳句

色彩俳句481・光彩17・工藤義夫01・2020-06-03(水)
○「夜光虫したたる櫂を収めけり」(工藤義夫01)
○季語(夜光虫・三夏)(→「わたしの俳句歳時記」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:なんとも幻想的な句であります。名作アニメに出てきそうな情景です。夜光虫の滴るオールを舟の中に収めて、夜の小航海を終えたのです。


工藤義夫(くどうよしお)
○好きな一句「一つづつ星ともりゆく花野の木」02
○季語(花野・三秋)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)

【Profile】:1941年台湾生まれ。「馬酔木」同人。広島県呉市にて「早苗」主宰。

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