俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○次元俳句485「裏年といふ楊梅の茂りやう」(岩田公次)

2020-06-28 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句485・裏(時間)1・岩田公次01・2020-06-28(日)
○「裏年といふ楊梅の茂りやう」(岩田公次01)
○季語(楊梅・仲夏)(「俳句界201505」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:これまで「次元俳句」において、空間の「裏」は12句を数える。今回は時間の「裏」の初登場である。「裏年(うらどし)」とは「果物などが、よく実らない年」。今年のヤマモモの実は裏年にあたり痩せた実をつけている。


岩田公次(いわたこうじ)
○好きな一句「滴れる巌を斎きし幟かな」02
○季語(滴り・三夏)(引用同上)※いつく【斎く】:心身を清めて神に仕える。

【Profile】:1944年徳島県出身。「ホトトギス」同人。小松島市にて「祖谷」主宰。

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