俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句485・嗅覚102・建部涼袋01・2020-06-29(月)
○「傘のにほうてもどるあつさかな」(『古今俳諧明題集』)(建部涼袋01)
○季語(あつさ・三夏)(「国民的俳句百選(講談社・長谷川櫂)」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:あまりの暑さに唐傘に塗られた油が匂います。風の止まった夕暮。そのたちこめる匂いでさらに暑さがぶり返してきたようです。
○建部涼袋(たてべりょうたい)(1719~1774)
○好きな一句「遠山にして人恋し薄霞」02
○季語(薄霞・三春)(「角川俳句大歳時記・春」より引用)
【Profile】:江戸時代中期の文人。弘前藩家老津軽政方の次男。山鹿素行の曾孫。故郷を出奔上洛。→志太野坡に入門、俳諧を学び、のち彭城百川 (さかきひゃくせん) に南画を学んだ。