俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句479・銅(あかがね)色2・西山春文01・2020-05-20(水)
○「銀の川銅の麦畑」(『銀』2018)(西山春文01)
○季語(麦畑・初夏)(→「版元ドットコム」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:句の読みはなかなか力がはいる。「シロガネノカワアカガネノムギバタケ」。陽に照り返る「銀(しろがね)色」の川と、熟れた「銅(あかがね)色#b87333」の麦の穂との鮮やかな対比。それを簡潔な7文字に凝縮した。
○西山春文(にしやまはるふみ)
○好きな一句「色変へぬ松の足下の湯浴みかな」02
○季語(色変へぬ松・晩秋)(「俳句201911」より引用)
【Profile】:1959年宮城県仙台市出身。1986年「狩」(→鷹羽狩行主宰)入会。狩評論賞、狩座賞(狩新人賞)、巻狩賞(狩同人賞)受賞。狩同人。「香雨」(→片山由美子主宰)同人。