俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句479・踵(きびす)2・三浦加代子01・2020-05-19(火)
○「巡礼の踵ざらつく牙蜑貝」(三浦加代子01)
○季語(無季)(「俳句界201403」より引用)※牙蜑貝(きばあまがい):アマオブネガイ科に属する巻貝。【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:長年歩き続けて年老いた踵(かかと・きびす)は角質化してざらざらしている。裸足の砂浜に見つけた南国の巻貝。
○三浦加代子(みうらかよこ)
○好きな一句「銭石の飛礫にならぬほどの憂さ」02
○季語(無季)(引用同上)※銭石(ぜにいし):大型の有孔虫で、サンゴ礁の浅い海に普通に見られる。
【Profile】:1951年沖縄県出身。1993年「人」新人賞。2001年「ウエーブ」主宰。2003年『草蟬』にて俳人協会賞佳作、「人」賞。2010年にぬふぁ星図書館・碧梧桐研究所開設。