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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句380・聴覚91・塚原麦生1・2018-5-21(月)

2018-05-21 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句380・聴覚91・塚原麦生1・2018-5-21(月)
○「麦秋や馬いななきてあとさびし」(『林鐘』1968)(塚原麦生1)
季語(麦秋・初夏)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:麦の秋。馬にいななきのあとに残る静寂。その静寂に寂寥がつのる。馬の音に関する句は「→昭和衰へ馬の音する夕かな」(三橋敏雄)・「→夕汽笛馬橇の鈴の音の奥に」(池上樵人)に次いで3句目。

 

塚原麦生(つかはらばくせい)
○好きな一句「身勝手の叔母と薄暑の坂下る」(「図説大歳時記・夏」)2
季語(薄暑・初夏)(→「増殖する俳句歳時記」より引用)

【Profile】:1906年山梨県出身。「白露」同人。

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