俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句378・オノマトペ48・福谷俊子1・2018-5-10(木)
○「日暮ことりと黒薔薇は罪のいろ」(福谷俊子1)
○季語(薔薇・初夏)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この日暮が含有する薄闇は、まるで物質のように「ことりと」忍び寄る。黒薔薇はそれに感応して罪の色を帯びるのだ。
●福谷俊子(ふくたにとしこ)
○好きな一句「飛ぶ鳥の一羽万緑つらぬけり」2
○季語(万緑・三夏)(引用同上)
【Profile】:1941年広島県出身。1981年「糸瓜」入会、→篠崎圭介に師事。1988年結社賞受賞。2004年「花信」創刊主宰。愛媛県俳句協会会長、松山俳句協会会長。