俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句379・青30・玉城一香1・2018-5-15(火)

2018-05-15 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句379・青30・玉城一香1・2018-5-15(火)
○「珊瑚生れもう戦艦の来ぬ」(玉城一香1)
季語(無季)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:色彩「青」30回記念。新しい珊瑚は次々に生まれ海は青一色に染まります。それはもう戦艦などの来ない青さです。今日は「沖縄復帰記念日(1972)」。

 

玉城一香(たましろいっこう)(1941~2015)
○好きな一句「駄菓子屋の日除けの奥に婆棲めり」2
季語(日除け・三夏)(「俳句201311」より引用)

【Profile】:1941年沖縄県那覇市出身。「菜殻火」に投句、→野見山朱鳥に師事。→加藤楸邨に師事。「寒雷」暖響同人。通信句会誌「荒妙」創刊主宰。沖縄の風土や戦争をテーマにした独自の俳句を詠み続ける。沖縄固有の季語を集めた歳時記を編集。社会科の教師として、本土復帰運動ではその先頭に立った。

コメント