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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句379・嗅覚84・井出野浩貴1・2018-5-14(月)

2018-05-14 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句379・嗅覚84・井出野浩貴1・2018-5-14(月)
○「グローブのオイルの匂ひ五月来る」(『驢馬つれて』2014)(井出野浩貴1)
季語(五月・初夏)(「俳句201705」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:昔の少年は一度は野球のグローブに憧れたことがあるだろう。新品のグローブにオイルを塗る作業は嗅覚を刺激した。キャッチャーミットではなく、ファーストミットでもなく、普通のグローブが好きだ。

 

井出野浩貴(いでのひろたか)
○好きな一句「葡萄売る石の都に驢馬つれて」(『驢馬つれて』2014)2
季語(葡萄・仲秋)(→「ふらんす堂」より引用)

【Profile】:1965年埼玉県出身。2007年「知音」(→行方克巳・→西村和子代表)入会。2013年第2回青炎賞(「知音」新人賞)受賞。同年「知音」同人。句集「驢馬つれて」により第38回俳人協会新人賞受賞。俳人協会会員。

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