俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0291・膝07・塚原夜潮01・2016-08-10(水)

2016-08-10 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0291・膝07・塚原夜潮01・2016-08-10(水)
○「銀河濃しひとりに耐へて抱けば」(塚原夜潮01)
季語(銀河・秋) 「ぎんがこしひとりにたへてひざだけば」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:満天の銀河の下の、膝を抱いて座るちっぽけな自分。青春の体育座りにちがいありません。

 

塚原夜潮(つかはらやちょう)(1900~1943)
○好きな一句「樹々の青淋漓と地には蟻走る」02
季語(蟻・夏) 「きぎのあおりんりとちにはありはしる」(引用同上)

【Profile】:岡山県出身。→水原秋櫻子に師事。「→馬酔木」同人。1934年、「渦潮」を創刊主宰。

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