俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0292・錆色01・中村加津彦01・2016-08-17(水)
○「抽出のナイフ八月には錆びる」(中村加津彦01)
○季語(八月・秋) 「ひきだしのないふはちがつにはさびる」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:列島に生きるものにとっては八月とは鎮魂の月であります。それは、鉄分などの無機物にとっても少なからず影響があるようです。→錆色#6c3524
●中村加津彦(なかむらかつひこ)
○好きな一句「雪のしじま被爆の牛とすれちがう」02
○季語(雪・冬) 「ゆきのしじまひばくのうしとすれちがう」(「俳句界201402」より引用)
【Profile】:1935年、兵庫県神戸市出身。「青い地球」代表。「→海程」(→金子兜太主宰)同人。青い地球賞、海程賞など受賞。現代俳句協会会員、甲信地区現代俳句協会副会長。