俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0290・喉仏01・横澤放川01・2016-08-02(火)

2016-08-02 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0290・喉仏01・横澤放川01・2016-08-02(火)
○「喉にゐる仏を撫でて夜の秋」(横澤放川01)
季語(夜の秋) 「のどにゐるほとけをなでてよるのあき」(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「喉にいる仏」すなわち「喉仏」。なんと「夜の秋」は晩夏の季語。涼しくて何となく秋めいた感じのする夏の夜、しみじみと喉仏を撫でています。

 

横澤放川(よこざわほうせん)
○好きな一句「つやつやと孟夏来りぬ紺燕」02
季語(孟夏) 「つやつやともうかきたりぬこんつばめ」(「俳句201302」より引用)

【Profile】:1947年、静岡県出身。→中村草田男に師事。1975年「→萬緑」入会。1992年萬力賞受賞。「萬緑」同人、2011年より選者。「件の会」同人。

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