今週のNHK「にっぽんの芸能」は、江戸時代の有名なお家騒動「伊達騒動」を題材にした歌舞伎の「伽羅先代萩」を取り上げるとのこと。伊達騒動の真相には諸説あるんだそうですが、「先代萩」の悪役・仁木弾正のモデル原田甲斐が実は忠臣だったという内容の作品が、この『樅の木は残った』で、山本周五郎の代表作ですね。ということで、正直、ヘビーな読書でした。簡単な感想のみ。 . . . 本文を読む
じつは、先日パンきり包丁で左の親指の指先を切ってしまって、ここ何日かは本当に難儀しました。やったことのある人はわかるでしょうけど、ホームベーカリーで食パンを作ったとき、最初と最後の一枚を切り分けるのって力が要るんですよね！で、その日の晩たまたま聴いていた小説の朗読テープが、向田邦子の短篇「大根の月」で、これはお母さんが子供の人差し指を事故で切り落としてしまった話なんだけど、指が指の話を呼んだな、と。縁起でもないかな？ . . . 本文を読む
二年前くらいにかき氷にはまって、本を探したり、近所で評判のかき氷屋さんを巡ったりしたんですが、趣味が高じて結局かき氷機を買ってしまい、シロップに凝ってみたりなんかもしました。で、安価な割にこれは！と思ったのがこのシロップ。わたしは好きです。 . . . 本文を読む
選挙特番観てたら、世も末だって感じがしてきたんで、全然違う話題をひとつ。『NHKアーカイブス あのひとが選ぶあの番組 俳優 小日向文世さん ～大河ドラマが描く“秀吉”～』という番組、観ました。１９６５年の緒形拳＝秀吉の「太閤記」で、現存する唯一の一話（本能寺の変）の映像を観たんですけど、孝夫時代の仁左衛門が森蘭丸やってたんですね！若き日の仁左衛門がみられて得しちゃった感じ！しかし、当時の仁左衛門って、今の役者でいうと中村蒼みたいな顔だったんだなって思ったのはわたしだけでしょうか？！ . . . 本文を読む
娘の森茉莉の方が好きとはいえ、鴎外も好きですよ（笑）。鴎外の文章もハイカラですから。一度は太宰治の墓があることで有名な三鷹の禅林寺に行ってみたいと思っています。ところで、「ととねえちゃん」のモデルになっている雑誌『暮らしの手帖』編集部に、鴎外の著作権が切れて生活に困った森茉莉が出入りしていた時期があるんですってね。ドラマに出てくるのかな？ . . . 本文を読む
石田純一の出馬発言にも驚いたけど、もはやカオスですね。こんなことなら、わたしは舛添でよかったですよ。だって、セコいだけで、他はそんなに問題なかったんだから。参院選前哨戦の大衆迎合人気取りで、各党、舛添を追及してただけで、政治家なんて与野党、みんな似たようなセコいことをやっているんだろうから。普段の都議会中継の活気のなさを知ってるものなら、あの茶番に鼻白んだ人が多いはずですよ。だいたい、そもそも東京都連なんて、エバっていい存在じゃないじゃない！ということで、雑感のみ。 . . . 本文を読む
先日訃報記事を書いた映画監督マイケル・チミノですが、『ディア・ハンター』のDVDでコメンタリーをやってるんですよね。で、DVD持っていたのに、このコメンタリーを聴いていなくて、追悼記事を書いた流れで聴いたみたら、これがよい！この映画を好きな人、必聴のコメンタリーでした！亡くなるまで聴いてなかったわたしはバカですね・・・。 . . . 本文を読む
11月と2月の博多座で花形歌舞伎公演が行われるんだそうだけど、博多ってそんなに歌舞伎が人気あるんでしたっけ？九州は長崎しか行ったことがないんで、いつか博多に行きたいんだけど、11月が海老蔵の「石川五右衛門」で2月が猿之助の「男の花道」と「雪之丞変化」。演目的には２月だなあ～。というのも、猿之助の二本はむかし映画にもなっていて、面白かったからなんですけど…。 . . . 本文を読む
映画関係者の訃報が続くんですが、『オリーブの林をぬけて』を確か六本木の映画館に観に行ったら、故淀川長治の大絶賛の影響で満席だった記憶がありますね～。あれはいったい何年前だったんだっけ？ご冥福をお祈りいたします。 . . . 本文を読む
ロンハーでおもてなしドリンクとしてよく登場していた発砲清酒「すず音（すずね）」。たまたま、いきつけの酒屋さんで入荷していたんで飲んでみたら、おいしかったです。ロンブー淳が絶賛するだけのことはある。日本酒は辛口派のわたしですが、冷蔵庫に一本入れときたくなりました。今年は蒸し暑いから、いっそうおいしく感じますね。 . . . 本文を読む
ヤフーニュースに「『ディア・ハンター』の監督死去」って書かれ方をされているのを見ると多少複雑ですが、でも残した長編映画がたった７本って、オーソン・ウェルズ以上に呪われた監督だったなと。ご冥福をお祈りいたします。 . . . 本文を読む
