ハリウッドの名匠で、黒澤明とも仲が良かったといわれる映画監督シドニー・ルメット。このひとの著書で、『メイキング・ムービー』という本があるのですが、この本は、映画監督が映画製作について率直に語ったものとしては、ことによると、ヒッチコック&トリュフォーの『映画術』より重要かもしれません。というのも、ヒッチコックにすら漂う自慢話の要素が、この本には全くないからです。そして、衣裳の重要性について語った章の名前がこの記事のタイトル! . . . 本文を読む
劇場でチラシを見て驚いた。12月に四谷怪談か・・・。確かに、この芝居って、忠臣蔵の裏ストーリーだったりはするけれど、12月に怪談か・・・。しかも、幸四郎・染五郎親子で、お岩が染五郎とは!どうなるのか、興味深いな~。 . . . 本文を読む
11時の回を観てました。「義経千本櫻」の「渡海屋・大物浦」。菊之助、梅枝、萬太郎と若手の舞台で、残念ながら弁慶役の團蔵さんが休演でしたが、引き締まったよい舞台で、本来若手には難しいだろう演目が、充分鑑賞に堪える出来。五月の「合邦」がもう一つだっただけに、「菊之助、さすが!」と思いました。ロビーの冨司純子さんもお美しくて、嬉しいそうでしたよ!というわけで、簡単に。
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去年の記事だけど、たまたま最近知って笑いました。「(似ているのは)頬骨が高いだけ」って、なかなか辛辣だけど、確かにタイプが違うんですよね。テイラー・スウィフトはイモ姉ちゃんっぽいところが良いんで、聡明でかつ恋多き女のジョニ・ミッチェルとは全然違う。とはいえ、わたし、テイラー・スウィフトも嫌いじゃないんですけどね。 . . . 本文を読む
森鴎外の短編というと、「山椒大夫」とか「高瀬舟」みたいな教科書に載るようなものとか、「阿部一族」みたいな無骨なものを連想してしまうんだけど、さりげない作品の中に変な色気があるって、案外知られてないのでは。ということで、つらつらと・・・。 . . . 本文を読む