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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『コマ大数学科特別集中講座』 ビートたけし・竹内薫 著 

2007-06-15 23:59:59 | 超読書日記
たけしが理系だっていうのは知っていたけれど、こんなに数学好きだったとは!ビートたけしがやっている深夜枠の数学授業番組「コマネチ大学数学科」をきっかけに作られたこの本だけど、素直に感心しましたよ、典型的な文系のわたくしでも!しかも、映画作りとの関連まで語っていて、新鮮だったな!

正直いって、テレビタレントとしては終わってる人だってわたしは思っているし、映画監督としても、終わりかかっているのかな~なんて思ったりもするんだけど、このひとはなかなかレンジが広いですよね。(このあたりが、松本人志とは違うんだろう~。)

しかも、「違う道を選ぶなら数学者になりたかった」というだけあって、問題に対するアプローチも何だか凄い。久々にこのひとに天才っぽいところを見た感じ。

最近はやりの、計算練習本とは違う数学の本って感じがします。

しかし、この番組が意外と視聴率がいいって話は、数学教育を考えるのに面白いんじゃないですかね?

「のだめ」がクラシックを聴いてみたかったけど敷居が高いと思っていた層を発掘したみたいに、潜在的には数学に興味はあるんだけど学生時代の教師のせいで数学嫌いになったって層が日本には多いってことなのかもしれませんね。

巷では、インド式なる計算練習本が並んでいる昨今。日本もちょっと数学ブームなんでしょうか?

とりあえず、今週からこの番組観てみます。
コマ大数学科特別集中講座

扶桑社

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