切られお富!

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林芙美子と永井龍男が描く禁断の愛

2015-06-09 20:35:27 | 超読書日記
先日、永井龍男の『青梅雨』という短編について書いたついでで、同じ作者の短編『冬の日』を読んだのですが、義理の母と嫁を亡くした婿との愛と別れを描いた作品なんですよね。で、思い出したのは、林芙美子の短編で義理の父と息子の嫁の過ちを描いた『河沙魚(かわはぜ)』という作品があったなと。たまたま、この二人の作家って、同い年なんだけど、男女の差なんですかね。全然印象が違う。もっとも、週刊誌的な「禁断の愛」って感じじゃなくて、日常のなかに関係を描いているところは共通してますが・・・。ということで、簡単な感想のみ。 . . . 本文を読む
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