切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

作家が言論で闘わずに、圧力を使えという時代

2015-06-29 23:59:59 | 超読書日記
以前、『海賊とよばれた男』を読んだときの感想は、「いまどき企業PRでもここまでの提灯はやらないな」というものでした。だって、企業を扱った小説は他にもあるけど、ここまで「光と影」の光の部分ばっかり誇らしく書いてしまっては、なんの深みもないでしょう。で、そんな人の発言だから、無理もないとは思いつつ、やっぱりひどい。中村歌右衛門が三島由紀夫の死後語ったという「なぜ、筆で闘おうとなさらなかったのか」という言葉を思い出しましたね。 . . . 本文を読む
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