切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

梅雨時の小説といえば、『青梅雨』か…。

2015-06-03 23:59:59 | 超読書日記
暑い日が続きますが、ぼちぼち梅雨ですかね。で、梅雨がらみの小説というと、永井龍男の『青梅雨(あおつゆ)』というのが有名で、あの白洲正子をして、「何もいうことができない程の名文家」と言わせた永井龍男。確か池田満寿夫や村上龍の芥川賞受賞に反対した守旧派(?)としても記憶されるけど、あんまり好きじゃないんですよね、この小説。というわけで、世評の高いこの小説に異論があるのは、わたしみたいな半端者だけかと思っていたんですが、二人の大物作家がチラッと批判っぽいことを書いていて、少しホッとしました。ま、独り言だと思って聞いてください。 . . . 本文を読む
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