長野県の検証会議 報告書まとめへ

報告書が待たれる。

信濃毎日新聞 2006.03.31 
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[特集]続くハンセン病問題 県内での隔離実態、
解明図る 県検証会議

 県がハンセン病問題を検証するために設置した第三者機関「県ハンセン病問題検証会議」(座長・野田正彰関西学院大教授)は報告書のまとめに向けて作業している。県出身の元患者や隔離政策にかかわった行政職員からの聞き取り、関係史料の掘り起こしなどから、県内で進められた隔離の実態解明に取り組んでいる。

 検証委員は、野田座長とハンセン病回復者で作家の伊波敏男さん=上田市、弁護士の横田雄一さん=埴科郡坂城町=の三人。昨年一月の発足以降、会議を二回開き、個別に聞き取りや調査を重ねてきた。

 事務局の県ユマニテ・人間尊重課によると、聞き取りは委員と同課職員らが、国立療養所の多磨全生園(東京都東村山市)、栗生楽泉園(群馬県草津町)、長島愛生園(岡山県瀬戸内市)の三カ所で、同意を得られた県出身入所者十六人に実施。隔離政策に携わった行政関係者についても、昭和二十―五十年代に県や市町村で担当した六人から聞いている。
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