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今度は内海さんが。

2013-06-14 23:55:48 | 声優
こないだ「納谷 悟郎さん」が亡くなったと思ったら、昨日「内海 賢二さん」がガンで逝かれました。



とても好きな声優さんがまたしても…。



納谷さんと同じく個性派ベテランの代表のような方で、その迫力ある太い声をいかしたラオウや、優しくユーモアのあるのりまき博士など、他に代われる者のいない名キャラクターの数々、そして数え切れない洋画の名吹き替え…。





深夜~早朝の時間帯のテレビショッピングのナレーションでもお馴染みで、その時間帯によくテレビを見ている私の耳の中には内海さんの声が住んでいます。





そうでなくても小さい頃から必ずどこかでその声を聞けるスタンダードな存在だったので、声優界も重要な「色」をまた一つ失ったのかと思うとなんだか暗くなる一方ですね…。





近年「郷里 大輔さん」など、重低音系の個性派名優達が次々旅立っていかれ、あとに残るのは爽やかなモテ声が売りのいわゆる「イケボ」な方々のみ。



「時代のニーズ」ってことでいえばそれはそれでアリなんでしょうが、今の若手さん達はアイドルと区別のできないような活動をしてる声優ばかりで、しかも「野沢 那智さん」みたいな「名優」になれそうな候補も明らかに少ないし、私としてはなんか声優界つまらなくなっちゃったなぁ……、と。



本物の「役者」がいないというか。



「アニメの仕事がやりたくて声優になった」みたいな人ばかりで、実際「アニメ専門です」←っていう人がかなり殖えたような…。



「若手を育てよう!」←って意識は見えるんですが、なんか「人数揃えりゃどれかは光るだろ」←みたいな戦略とってんじゃないの??って思ってしまいます。



今の若手が「声優である前に役者」←という意識で演るのはもう古いとか考えていないといいけど。



「ニコ動」で個人的にやってたほうがいいレベルの意識で仕事してないか??





…まぁド素人の私が心配しても何にもならないんですが、ベテラン名優の逝去のニュースを続けて聞くと、こんな考えも頭にうかんできてしまうっていうあれです。





内海さん達、偉大な役者の遺した声優界の未来はきっと明るい、と思いたいですね。





大好きな内海賢二さん、本当に、本当に、本当にお疲れ様でした。



また時々、天国からその迫力あるお声を聞かせてください。

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