やりとりと交渉、同じ事ですが、獣の世界でも
信頼と愛情に発する交渉は大事を決します。

今回は
前回の記事の続き、となります。
置いてある靴の靴紐が気になって仕方ないクルシャ君に、手遊び
させまいとして飼主は、靴紐を狙っている彼の前から靴を隠して
しまいました。

それでも見続けるのを止めない。

何もしないから、見せて下さい。我慢できます。
信じて貰えないか、という訴えを始めました。
そう言われると、信じないわけにはいかない。

もう他のモノが頭にない。
では、信じていることを示して、彼の自制心を見せて貰うことに
しましょう。何かあっても、なんとかできます。

やっぱり、駄目ですか。
信じる、いうたやん。

はい、どうぞ。

うふふ。
交渉の結果、クルシャ君が勝利する。そういうこともあります。
このあと、彼はちゃんと約束を守ってくれましたよ。
犬派も猫の国の味方なのだ。義によって、だ。