(仮)日本共産党 松戸市議会議員 うつの史行のブログ

日本共産党松戸市議団 電話:047-366-7403 メール:utuno@wine.plala.or.jp

“あしたの風”新春の集い ぜひお越し下さい

2011-12-21 21:17:55 | お知らせ
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

毎年開催している、“あしたの風”新春の集い の日程が決まりました。

2012年1月22日(日)
場所:みのり台市民センター第1ホール
時間:開場10:30 開会11:00
参加協力券:1000円



参加協力券をお求めご希望の方は、お知らせ下段の実行委員会の連絡先にお問い合わせ下さい。
ブログをご覧の皆さんのお越しを心からお待ちしております。
・・・あんまり人が集まらないのも情けないので、よろしくお願いします。(苦笑)

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

松戸市が「汚染状況重点調査地域」に決定

2011-12-20 22:48:23 | お知らせ
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

来年1月の放射能対処特別措置法の完全実施にむけ、松戸市が手を挙げていた「汚染状況重点調査地域」が発表されました。

-----

※汚染状況重点調査地域の指定に関する留意事項

汚染状況重点調査地域は、その地域の平均的な放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の地域を含む市町村を、地域内の事故由来放射性物質による環境の汚染の状況について重点的に調査測定をすることが必要な地域として、市町村単位で指定するものです。指定を受けた市町村は、調査測定の結果に基づき、具体的に市町村内で除染実施計画を定める区域(1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の区域が対象)を判断していくことになります。このため、汚染状況重点調査地域として指定を受けた市町村の全域が除染実施計画を定める区域になるとは限らないことにご留意ください。
また、この1時間当たり0.23マイクロシーベルトという要件は、その地域における追加被ばく線量が年間1ミリシーベルトにあたる放射線量ですが、これは重点的な調査測定が必要な地域、除染実施計画を定める区域をまずは網掛けするという考え方で設定しているものです。
除染の実施に係る考え方としては、放射性物質汚染対処特措法に基づく基本方針において、長期的な目標を追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下となることとしており、併せて2年間で一般公衆の年間追加被ばく線量を約50%減少した状態を実現すること等の目標を設定しています。こうした目標を達成するための方針として、追加被ばく線量が比較的高い地域については、必要に応じ、表土の削り取り、建物の洗浄、道路側溝等の清掃、枝打ち及び落葉除去等の除染等、子どもの生活環境の除染等を行うことが適当であることや、追加被ばく線量が比較的低い地域については、周辺に比して高線量を示す箇所があることから、子どもの生活環境を中心とした対応を行うとともに、地域の実情に十分に配慮した対応を行うことが適当であるとされています。

-----

ということですが、気になる点は2つです。

まず、「指定を受けた市町村全域が除染実施計画を定める区域になるとは限らないこと」という点。国の調査では、松戸市は北側の一部のみが対象となるようなイメージです。しかし私は当然に市内全域で対策を講じるべきと思います。

もう一つは、「2年間で一般公衆の年間追加被曝線量を約50%減少した状態を実現すること等の目標を設定しています」という点です。すでに皆さんがお分かりのように、現在の放射能汚染の半分はセシウム134です。しかしセシウム134は、137と比較して約2.7倍も放射線のエネルギーが強く、例えば0.41μSv/hが測定された場合の内訳は、おおむねセシウム134が0.27、セシウム137が0.1、自然放射線が0.04とされています。セシウム134は半減期が2年であるため、2年後のセシウム134の線量は0.135μSv/h。他との合計で、0.135+0.1+0.04=0.239μSv/hとなり、国が定める「0.23μSv/h以下」という基準にほぼ並ぶことになります。
つまり、0.4μSv/h程の線量の場合、「あと2年もすれば、放って置いても国基準の0.23μSv/hは下回りそうだから、あわてて除染せず様子を見よう」という判断が下りかねない、ということです。

これらの点は松戸市行政がどれだけがんばれるか(国に対して主張できるか)にかかっている部分です。注意して見ていきたいと思います。

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

「松戸市空き家等の適正管理に関する条例(案)」が常任委員会で賛成多数に

2011-12-19 22:11:59 | 議会報告
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

今日は、教育経済常任委員会が開催されました。

この間に市民の方からご相談が多かった課題である「空き家対策」の条例が賛成多数で可決されました。(最終的な採決は22日の本会議でおこなわれます)
正式名称は「松戸市空き家等の適正管理に関する条例(案)」です。

この条例は、各地で問題となっている樹木などが管理されず、放火や侵入など防犯・防災また衛生面などで問題となっている「空き家」について、市民から情報を受けた市が、調査を実施し、持ち主に対して「空き家の適正管理」を求めて助言・指導、さらに勧告、改善の命令をおこない、最終的に正当な理由無く命令に従わない場合には氏名等を公表するというものです。

一方で、命令や氏名等の公表などの行政処分がともなう「強い条例」であるため、成立後については細心の注意と丁寧な運用が必要です。
「空き家」になるという状態は、その所有者に「放置せざるを得ない」事情があるということです。とくにひとり暮らしの高齢者などが病気で長期の入院や施設への入所をしたことで「空き家」になったケースなど、助言や指導などを受けても対応が困難な場合は考えられます。実際の条例運用においては、こうした市民の個別詳細な事情に配慮した適切な対応が求められることになります。

これまでも、いくつかの「空き家」に関するご相談をお寄せいただいたことがありました。しかし民間の土地であるということで行政としては手が出しづらく、根本的な解決をすることが難しいケースがいくつもありました。今回の条例が成立することで、こうしたこれまで対応できなかった「空き家」問題について、解消が進むことが期待されます。

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

首相の「収束」発言 一方的宣言で安心させられぬ(しんぶん赤旗)

2011-12-18 20:04:48 | しんぶん赤旗
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

野田首相の、原発事故「収束宣言」が波紋を拡げています。

-----

2011年12月18日(日)

主張
首相の「収束」発言
一方的宣言で安心させられぬ


東京電力福島第1原発の重大事故について野田佳彦首相が記者会見し、原子炉は「冷温停止状態」に達し、事故そのものは「収束」に至ったと宣言したことが、被災した住民や関係者、専門家からきびしい反発を受けています。海外からも危険から目をそらすものだと批判の声があいついでいます。

東日本大震災にともなう原発事故から9カ月、福島原発はいまだに炉心の状態さえつかめず、汚染水など放射性物質の放出もとまりません。避難した住民は故郷に帰る展望さえ示されていないのに、口先だけの「収束」宣言で安心させることはできません。

事故「収束」には程遠い
事故を起こした東京電力福島原発の実態が、「収束」どころか、「冷温停止」などといえないのは明らかです。「冷温停止」とは本来正常に運転している原発が徐々に原子炉の温度を下げ停止することで、圧力容器底部の温度が100度以下などという勝手な条件を持ち出して「冷温停止状態」をめざすとしてきたこと自体ごまかしです。

圧力容器の底部の温度を外側から測って100度以下でも、内部がどうなっているかはわかりません。原子炉の中では高温で燃料棒が溶け、溶けた燃料は圧力容器から外側の格納容器まで落ちているとみられます。

事故を起こした原子炉からは、空中や地下への放射性物質の放出も続いています。文字通り、作業員や周辺住民が脅かされる状態です。政府と東京電力は事故を起こした原子炉を冷やすための循環注水システムを設置してきましたが、仮設のタンクやパイプが破損し、汚染水が漏れるなどの事故もあとをたちません。

首相はいったい何を根拠に、何のために、「冷温停止状態」が達成したとの発表を年内に繰り上げ、事故の「収束」に至ったとまで宣言したのか。首相の態度が、重大な事故から国民の目をそらしたい、東京電力の意向に沿っているのは明らかです。もし首相に、事故の深刻さを国民の目から隠し、全国の原発の再稼働や原発輸出に弾みをつける思惑があるとすれば、それこそ「幕引き」宣言だときびしく指弾されるのは免れません。

福島原発の重大事故を終わらせるためには、原子炉を冷やし続けて再臨界などの事態を防ぎながら、放射能で汚染された建屋やがれきを片付け、原子炉から核燃料を取り出し、原発そのものを解体していくという長い道のりがあります。その入り口に立ったとさえいえないのに、事故の「収束」を口にするのはまったく無責任です。

いつになれば帰れるのか
被災した住民にとっては、いつになれば避難先から帰れるのかは大問題です。首相は記者会見で、原発事故で被災した人たちのために、除染と健康管理、賠償に全力をあげるといいました。

国が責任をもって除染などを行い、東電に被害を全面賠償させるのは当然ですが、住民の声にこたえるためにも、原発はいまどうなっているのか、対策はどこまで進んでいるのか、正しい情報を伝えることが不可欠です。

福島原発がなぜ重大な事故を起こしたのか、事故原因の調査も尽くされていません。原因の究明とともに、政府が原発からの脱却を決断することこそが急がれます。

-----

それでも、現在なお福島第一原発からは1時間あたり6000万ベクレルもの放射性物質が放出されているそうです。

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。


市立病院シンポを動画配信、必見です

2011-12-17 20:36:54 | お知らせ
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

8月7日に日本共産党が主催したシンポジウム「どうする市立病院建替え」の動画配信をはじめました。
その日のブログ記事をみてみると・・・さつき幼稚園の除染の記事ですね・・・シンポジウムの「シ」の字もありませんねぇ。

ただ、大変に重要な内容のシンポジウムでしたので、ぜひ動画をご覧下さい。1時間30ほどと結構長いのですが、私が一生懸命に編集したものです。
市立病院の知る人ぞ知る一面が見られると思います。



*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

国が除染のガイドラインを発表しました

2011-12-16 22:19:06 | お知らせ
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

環境省から、除染関係のガイドラインが発表になりました。

詳細はこちらをご覧下さい。(ページ中段の「除染関係ガイドライン」)

まだ全部は目を通しておりませんが、松戸市も指定に手を挙げた「汚染状況重点調査地域」について、放射線量0.23μSv/hという基準値の測定地上高に変更があったようです。

私たち日本共産党が10月に環境省などと交渉した際、地上1mという測定の高さについて私が「保育所や幼稚園でも1mの高さで測定するというのは実態にあわず、地表面の測定とすべきではないか」と指摘し、担当者から「確かに1mの測定だけでは不十分であり、配慮する」という回答がありましたが、今回発表されたガイドラインでは「原則として地上から1mの高さを測定(小学校等では50cmも可)」と記載され、これまでの一律1mという方針が変更になりました。また「学校の近くの道路や歩道橋については、幼児・低学年児童等の生活空間を配慮し、小学校以下及び特別支援学校では測定点から50cm の高さの位置、中学校以上では1m の高さの位置での空間線量率を測定します」として、施設の外についても1m以下での測定を認めることになったようです。これは前進面です。

・・・ただ、これでもまだ高いと思います。より地表面に近い測定と、それに基づく除染を実施するという方針にさらなる見直しを引き続き求めていかなければならないと思います。

とりあえず、ようやく具体的な除染関係のガイドラインが示されました。松戸市の放射能対策もさらに具体化がはかられることを期待したいと思います。

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

東松戸病院の移転反対の申し入れ

2011-12-15 20:40:28 | 議員活動
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

東松戸病院の上本郷への移転問題について、昨日の市立病院建設検討特別委員会での市長の「訂正」「謝罪」の表明を受け、日本共産党松戸市議団は市長に対し緊急の申入書を提出しました。



表題は「松戸市福祉医療センター東松戸病院・梨香苑の上本郷への移転方針の転換を求める申し入れ」で、要請項目は以下の3点です。

一、
広報まつど十月十五日号の「市立病院の建て替えに一定の方向性」の記事について、「事実にもとづいた訂正文」を新年一月一日号に掲載すること。
一、
東部地域の十四町会長連名で提出された要請書に対し、「東松戸病院の上本郷への移転については白紙である」旨と、不安と誤解を招いた謝罪を明示した回答をするとともに、東部地域へ足を運び釈明すること。

一、
松戸市福祉医療センター東松戸病院・梨香苑の移転方針は転換し、引き続き高塚新田の地で維持・発展させること。

-----

今日は総務財務常任委員会が開催され、市長も副市長もそこに参加していたため、秘書課に提出ということになりました。
今後この問題に対して市長がどのような対応をしてくるか、注目です。

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

市立病院建設検討特別委員会が開催されました

2011-12-14 21:47:40 | 議会報告
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

今日は、市立病院建設検討特別委員会が開催されました。

審査内容は、「千駄堀地区への新市立病院建設反対の陳情」です。

-----

千駄堀地区への新市立病院建設反対の陳情

要旨

本郷谷市長は自身の選挙公約である、市立病院の現地建て替えを断念すると表明した。このことについての一切の説明がなされないままに、今度は一転して千駄堀地区への新市立病院建設計画を発表した。この一連の無責任な発言に、多くの市民は怒っている。
その事業計画によると、広大な病院建設用地は当初から借地ありきですすめようとしている。これは将来に大きな財政負担を招くものであり、容認できない。
また事業費には、東松戸病院の上本郷への移転費用が含まれている。現地建て替え断念の批判をかわすためのものであり、議会においてもなんら議論もされておらず、直ちに削除すべきである。
その上、新病院建設事業費の細目が明確に示されておりません。即ち、用地区域の未確定、埋蔵文化財の調査、インフラの未整備、雨水対策、道路建設を含む開発行為、病院の移転費用、医療機器購入費、患者の利便性の問題等々、不確定要素が余りにも多すぎる。そのような中で性急に病院の建設が進められようとしているが、このことは市長が言っている「早く安く」には繋がらないものであり、反対である。
よって、下記により陳情します。


一、市立病院の現地建て替え断念に関し、市長はその説明責任を先送りしている。市議会に於いてその責任を追及して下さい。

一、東松戸病院の上本郷への移転に関しては、議会軽視、住民無視であり、直ちに撤回させて下さい。

一、新病院建設予定地は市街化調整区域の中にあり、現在優良農地として活用されています。保護すべき行政がそこを破壊するのは問題が多すぎます。少なくとも建設事業費の総体が示されない中での地権者との借地交渉は中止させて下さい。

一、現在、借地に関する地権者の意向調査が行われているが、既に市からの借地料が一部関係者に漏洩している。ゆゆしき問題であり、究明して下さい。

一、市長は千駄堀地区は市の中心に位置していると説明しているが、建設期間の長期化、事業費の増大となり、新病院建設の適地とは言えない。市の将来に禍根を残す事にならぬよう、早急に建設地について再検討して下さい。

以上

-----

審査では冒頭、市長からの挨拶がありました。

市長挨拶:
本会議で広報まつどの記事について指摘を受けた。その内容は大きく2つ、「病院建設事業費を150億円程度に抑える」「東松戸病院の上本郷の移転」であり、これらが決まったかのような表現であったことである。これについては出来るだけ早い時期に誤解されない表現で市民にお伝えしたい。今後このようなことがないよう、最善の注意を払っていきたい。

続いて陳情者からの趣旨説明がありました。

趣旨説明要旨:
千駄堀への移転は全く必要ないと考えている。
現在すぐにも紙敷に病院を建てられる。その土地は建設に必要な条件を満たしているし、議会でも土地の取得が承認された。利便性もよく、建設期間は3年程度。それが30年後に現地建替えが出来ないという1点で除外されようとしている。一番大切なことは早く安全な病院の建設であり、そこで安心して質のよい医療を提供することである。
利用しやすい場所に病院をつくり、30年後の建替にはそれこそ上本郷にお里帰り建設すればよい。
市民無視、患者不在の千駄堀への移転は反対である。

その後、執行部からの意見表明がされました。

意見表明要旨:
新病院の方向が定まらず、医師やスタッフの士気が低下している。来年4月の人事に向け人材確保もギリギリの状態である。医師派遣の要請も、病院の方向性が決まらなければ説得力に欠け大変厳しい。こうした事情をご理解いただきたい。

続いて、日本共産党の伊藤余一郎議員が質疑をおこないました。

伊藤議員質疑要旨:
市長の冒頭挨拶について。「東松戸病院の上本郷に移転する」というのは事実と違う。記事の内容は訂正するような発言があったが、なぜこの場で訂正できないのか。この重大な議論の場において「東松戸病院の移設は決まっていない」と表明すべき。それによって我々の陳情への態度が大きく変わる。
また、今後の議論次第で医師が35人も大量に退職するという話もあるが、これはどうなのか。

市長答弁要旨:
説明したとおり「東松戸病院の移転は決まっていない状況」であり、今後議会と議論していく。同じ認識である。

執行部答弁要旨:
医師の大量退職についてであるが、そのような意思を示しているドクターが多数いると聞いている。

伊藤議員質疑要旨:
東松戸病院の移転は「決まっていない」という言葉が、本人の口からはじめて出た。これは重要である。
「病院建設事業費150億円」「東松戸病院の移転」について、決まったかのごとく広報まつどで報道し、市民に深刻な誤解と不安を与えたことに対する謝罪はしないのか。

市長答弁要旨:
具体的な訂正の内容は検討する。誤解を与えたことについては「謝るような内容」が入ってくると思う。

伊藤議員質疑要旨:
東松戸病院については「訂正」はもちろんであるが、不安と動揺を広げる東部地域(東松戸病院の周辺地域)に足を運んできちんと釈明すべきではないか。

市長答弁要旨:
今の提案も含めて検討する。

-----

こうしたやりとりがされました。
本会議で5人もの議員が指摘をし、記事内容の撤回と訂正を求めたにもかかわらず、頑として「決まっていない」とは表明しなかった市長ですが、特別委員会の場でついに言及し、謝意を表したことになります。
その後の別の議員からの質疑に対しても「一部の市民に動揺を与えてしまったことは申し訳いないと思っている」という答弁がありました。

-----

日本共産党は、多くの解決すべき課題はあるものの、千駄堀に600床規模で市立病院を移転することは基本的に賛成の立場です。その立場からは「千駄堀への新市立病院建設反対」の陳情に賛成することは出来ません。
しかし、陳情項目の2つ目「東松戸病院の上本郷への移転に関しては、議会軽視、住民無視であり、直ちに撤回させて下さい」という内容は、日本共産党も同じ立場であることから陳情の採決について難しい判断が迫られていました。

市長が、東松戸病院の移転について正式に「決まっていない」「広報の記事を訂正する」と表明した以上、陳情項目の2つ目「東松戸病院の上本郷への移転は撤回すべき」という内容の願意は事実上達成したことになります。・・・というより、もともと「決まっていない」のですから「撤回する必要もない」というのが正確な理解です。
陳情の採決結果がどうであろうと「東松戸病院の移転は決まっていない」というのが現時点での公式見解であり、特別委員会に参加した市長、執行部、議員、傍聴した市民のすべての共通認識となりました。

その上で、陳情が否決されなかった場合(採択や継続審査の場合)、9月議会で議会が示した「千駄堀への移転を基本的に尊重する」という今後の方向性に異議を挟む結果となり、それが医療スタッフのモチベーション低下を決定づけると同時に、医師の大量退職の引き金になりかねないことに配慮し、日本共産党は陳情に「反対」の態度を表明しました。

陳情には、日本共産党1名の他、市民クラブ1名、市民力1名、民主・社民クラブ1名が「反対」しましたが、松政クラブ2名、公明党3人、絆1人が「継続審査」を主張。4:6で「継続審査」という結果になりました。

-----

今回の特別委員会の結果が、現場の医療スタッフの判断にどのような影響するのか・・・何とも不安です。
一刻も早く市立病院の方向性を示すこと、それがひいては市民に安心の医療を提供することにつながります。
日本共産党は引き続き、市民の命を守る市立病院の早期建設に全力を尽くして頑張ります。

※議論の様子のメモはA4で15ページほどになりました。とても全てご紹介できないので、ポイントのみのご紹介となったことをご容赦下さい。

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

「あしたの風」2011年12月号

2011-12-13 21:25:19 | あしたの風
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

「あしたの風」2011年12月号を書きました。



毎月書くはずの「あしたの風」ですが、ブログで放射能問題に取り組み始めてからどうにもペースが・・・。
来年からまたペースを取り戻せるよう頑張ります。

*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。

2011年12月議会報告を書きました

2011-12-12 22:13:13 | 議会報告
「松戸の未来を取り戻す会」(通称:MMT)のブログはこちらです。
*****

松戸市の放射線レベルのライブ配信はこちらです。

*****

測定結果地図へのリンクを変更しました。こちらをご覧下さい。
これはgooglemapに各自治体が公表した測定値をプロットしたもののようです。(私が作成したものではありません)

*****

12月議会の一般質問の報告を書きました。



*****

現在、いただいたメールへの対応が困難な状況です。お返事が出来ていない皆さん大変申し訳ありません。
対応が可能になり次第、ブログでお知らせしたいと思います。ご容赦いただけますようお願いいたします。