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(仮)日本共産党 松戸市議会議員 うつの史行のブログ

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千葉県市議会議長会 第4ブロック合同研修会①

2014-01-16 17:13:12 | 議員活動
毎年、近隣8市が持ち回りで開場となるのですが、今年は松戸市森のホール21で議員研修会がおこなわれました。
我が家から道のりでわずか700mほどのため、行き帰りがとても楽でした。(笑)

今回のテーマは「人口減少時代の地域政策」というもので、元大蔵官僚で政策研究大学院大学名誉教授、国際都市研究学院理事長の松谷明彦(まつたに あきひこ)先生からお話をいただきました。



「人口の高齢化は、少子化対策では解決しない」先生の話はそこから始まりました。

統計によると1947年の男性の平均寿命は55歳、それが現在は79歳と25年近く延びています。
2013年、男性で79.94歳、女性で86.41歳の平均寿命ですが、これを単純に平均する(足して2で割る)と、約83歳です。

高齢者とされる65~83歳までの期間は19年間で、全生涯83年のうち「高齢者である期間」の割合は19÷83=約23%。つまり人生の約4分の1は高齢者として過ごすことになります。

現在の日本の高齢化率は24.1%(2013年)であり、先ほどの平均寿命から算出された「高齢者である期間」の23%とほぼ同じ数字となります。

つまり65歳以上の期間が延びることで、全生涯に占める「高齢者である期間」の割合が増加する・・・これが高齢化であり、その原因は「長寿命化」であるとのことです。

ただし、これはどこの先進諸国にもあてはまることであり、日本の高齢化が他国に比較して深刻であることの説明にはなっていません。
日本が直面する高齢化社会のもうひとつの問題が「少子化問題」です。

しかし先生は「日本はいくら少子化対策をしても取り戻せない。」と続けます。
それは歴史的にみると、団塊の世代を生み出した原因と大きな関係があるということらしいのです。

・・・続く

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