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墓参り


鹿児島ー宮崎間の特急列車の窓からは緑また緑。その中にヒガンバナが時々姿を現す。
あれを摘んで行ければと、不可能なことを考えた。父の好きだった花だから。

9月中旬の日曜日、小高い所にある霊園は焼けつくような日差し。
タクシー運転手の助けを借りてようやく探し当てた墓には枯れ花がみすぼらしく残っている。
花売場まで歩いて行くのもこの暑さではしんどいし、きょうは無人のようだ。
あたりに咲いている花をつんで供えた。
バケツの水を浴びせて墓石を洗い
「お父さん、来ましたよ。お母さんとなかよくやっている?」
と声を掛けたら、父の筆跡がニコリと笑ったように見えた。

この花の名は千日紅(15-10-31記)

          
          南宮崎駅前のフェニックス

           
             桜島 (発車10分くらい、重富あたりから見たもの)         
 
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