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大人と子ども

大人と子どもの違いは、大人は他人のことを考えられるが、子どもは自分のことしか考えられないと言うことだそうな。

年齢はとっても子どもの人もいれば、生まれつき大人の人もいる。(私は前者で同居者は後者だ)子どもは、自分を受入れてくれるから、子どもより大人を好む。親子の場合、親がまだ子どもで、子どもも子どもだと、お互いに、相手を「なっていない」と考える。子どものほうは「どうしてこうも自己中心なのだ、世間にこんな親がいるだろうか」と思い、親は、「どうしてこの子は一人だけ扱いにくいのだろう」と思う。親は子どもの中で、大人になっている子供を特に好み、子どものままの子を一番嫌うだろう。自分の幼さをそのまま受入れてくれる「大人子ども」といると、安全安心だから。(しかし大人らしい子どもにとっても、親に依存されて子どもらしさを発揮できないのは不幸である)

ところで、ASとは、ある面で、大人になれない子どものようなものではないか。親子がどちらもASであると、特にそれが母娘であると、非常に仲の悪い母娘になり、母の娘へ虐待もありうる。

自覚すればまだ良い、死ぬまでそれと知らず、「この娘はなんとヒドイ娘だろう。」「あの母のお蔭で人生はメチャメチャになった」と互いを恨むという関係が生じる。これが別の要因ーASとか、自閉とかその他ーがあると判れば、今までの泥沼の地獄から開放されて、別世界に入れる。この場合は症状名がつくことが救いの鍵になるのである。

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