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「湯たんぽを使う」と美人になる

2007 マキノ出版 斑目健夫(1954~)著

今年の元日、大雪で停電したとき、義母とKは湯タンポの世話になった。しかし、のどもと過ぎればで、今はまた、電気製品に戻っている。私はずっと前から湯たんぽ派だ。小学生のころは、体質的に冷え性で、冬は手足が紫色になり、チアノーゼだと言われたが、寝ていると母が湯たんぽを足元に入れてくれたのを思い出す。

著者は医科大付属クリニックの医師・医学博士で、自分自身、子供のころ冷え性に苦しんだ結果、湯たんぽのよさに目覚めたとのこと。

免疫力アップにもつながるようだ。私は赤ん坊のとき母乳を飲んでないので、免疫力は人より劣ると感じている。
著者によると湯タンポを、夜寝床に使うだけでなく、一日中、できればオフィスでも使うべしという徹底振りだ。「体を温めれば病気は治る」という本があるが、その実践篇ともいえる。

医者ながら儲けは度外視して、弱者や病人のために、一見奇矯な説を熱心に語る姿勢が気持ちよい。にしごりるみさんの絵もごらんのように温かくて楽しい。

※これを書いた後だが、義母の家でも、停電に備えて湯タンポとカセットコンロを買ってきた。

※※湯たんぽのいまだ温かき朝床に目覚めおり足乳根(たらちね)のいます思いに(79歳)20-5-20記

→「低体温と薬酒」17-3-21

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