♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

シチリア・イタリア二週間の旅(その15)

2023年11月30日 05時05分00秒 | @モーディカ


🥳いよいよ出発です。
車内アナウンスは「イタリア語と英語」で流れます。

♬ワクワクしますね♫
何より歩かなくていい!←本音
このチューチュートレイン、絶えず陽気なBGMが流れます。
イタリアの空気をしっかり感じさせてくれる演出は◎
🪇音楽は大事です。

大通りに出たところで直ぐに一時停車。
これまたえらく明るいお姉様たちが乗り込んできました。
詳しいシステムはわからないのですが、ところどころ乗客が増えたり減ったりするので、わりと自由の効く観光トレインなのかもしれません。

乗り込んだ途端、マーチ音楽のリズムに体を揺らすバカンス風お姉さんたち。
他の乗客もその様子を楽しそうに眺めていました。
こんなノリの人大好き。


モーディカには大きな教会がいくつかありますが、その内の一つ。
✦Duomo di San Pietro✦
サン・ピエトロ教会です。
目抜き通りからの大きな階段と、立ち並ぶ12使徒の彫像が目を惹きますね。
今回は駆け足で巡って行くので、どの教会にも足を踏み入れなかったのですが、今から考えると惜しいことをしたかもしれません。
バロック様式の美しい内装はどこも一見の価値ありですから。🐼

我々の乗り物はこの教会の横を曲がり、急な勾配を走り続けます。
モーディカもラグーザと同じで、かなりの坂。
先程の大通りすらも、じわじわと坂が続く街なんです。
※私のヒラメ筋がまた成長してしまう


急すぎるヘアピンカーブを無事クリアしたところで、
モーディカ最大の教会
✦Duomo di San Giorgio✦
が現れます。

この教会も下から上れば100段以上の階段ですから、足腰達者な方でないときついでしょうね。
ヨーロッパはとにかく歩かなくては絶景にたどり着けない😑

かなり高台にある教会のため、景色は極上だと思います。
トレインの中からですら……


こんな感じですし。
運転手さんがしばらく停車してくれるスポットの一つ
外に出て撮ってもOKの緩さ。
最高!

あとはひたすらルート通りに走ります。

青い空
輝く太陽
爽やかな風
見事な絶景
常に明るく歌うお姉さんたち

まさに理想のバカンス!ってやつですね。

今回、ほぼ動画で撮り続けていたので、なかなかいい写真がなかったんですが、ところどころで切り貼りしてみました。


わりと狭い道幅もグイグイ進み続けるチューチュートレイン。

モーディカにも一泊するべきだったかな、と思わせるほど美しい街並みでした。

金髪のお姉さんたちはこの教会で明るく降りていった。笑

45分はあっという間に経ち、オシリの痛みも忘れ夢中で景色を堪能していました。
これが価値ある5€の正体です。
普通に歩いて回れる距離ではありませんし、私の膝を考えたら最善の策だったと思います。


にしても………
モーディカ……美しすぎる街だ。
夜景もさぞかし……と思わざるを得ません。


😵‍💫さすがに腹が減りました🤤

当初の目的通り、アランチーニ(ライスコロッケ)を頂くとしましょう。

実は呼び方問題がありまして、
シチリアの西側では[アランチーナ]
東側では[アランチーノ]と呼ぶらしい。
形も違ったりするので面白いです。
東側は山型でエトナ山を思わせるタイプ。
西側はまんまるな球体です。



さっきはビシッと閉じていた扉。
良かった!Welcomeだ。
🎯Arancineria Cantunera
Corso Umberto I, 26, 97015 Modica
既に何組かのお客さんがテラス席で食事をしていました。

今回はTAKEOUTで。
外には立って食べることが出来るテーブルも設置されています。
近くの広場にもベンチがあるから問題なし。


若いお兄さんが注文を聞き、10分ちょい待ったかな。厨房からいい香りが漂ってきました。
ドン🙀
👉RaguとBurro👈
アッツアツな上、めっちゃ重い。
なにこれ?レベルの存在感。
熱々をハンブンコ

外はカリッカリで、中にはぎっしりリゾットが。

はぁ………美味い❤️

太陽照りつける中、ハフハフしながら頂く恍惚感😌
悪魔の食べ物だよね……アランチーノ。
各3.5€(¥1,174)なら絶対お得です。何せ美味いから。
カンノーロも気になったけど、次があるので我慢しました。
ご馳走さまでした。
モーディカを訪れた際、是非!


小腹も満たされたし、さあどうするかな?

メインのレストランでも探しますか……と歩き始めたんですけどね。

ここから名だたるレストランの臨時休業に心が折れそうになるわけです。

続く……