♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

シチリア・イタリア二週間の旅(その48)

2024年01月14日 22時18分00秒 | @カターニア


いよいよ……カターニア、
そしてシチリア島にお別れする日が
やってきました………涙

過去、色んなイタリアを旅しましたが、ここまで気に入った土地はなかったように思います。
もちろんそれぞれ素晴らしいので甲乙つけがたいし、また行きたい都市も多いんですが……。
シチリア島は本当に居心地が良く、再度訪れたいと強く思います。

四泊お世話になったアパートにサヨナラします。
市税を袋に入れて、テーブルにセッティング。
立地もよく、思っていたよりも治安は悪くありませんでした。


早朝、アパート前の大通り(Corso Sicilia)は比較的静かです。
色々調べた主人が、何とか探し当てた空港までのアリバス(Alibus)停留所。
これがとっても便利でした。
バスの運転手からチケットを購入出来るし、たった4ユーロだし。

車体が少し低めなので重いスーツケースも何とか乗せることが出来ました。

途中、何箇所か停留所を経由し、約20分ほどで空港に到着!
すごく楽ちんでした。

これは是非利用すべきです。
サイトより時刻表を確認してください

フライト時間よりだいぶ早く到着してしまったので、チェックインまでカフェします。
まずは一階のカフェで軽く朝食を。
評判はいまいちだったけど、味は美味しかった。


こちらは2階にあるマクドナルド。
甘そうなドーナツやらパイがわんさか並んでいた。
何の気無しにオーダーしたオレンジジュースがフレッシュで美味しい。◀5€
のんびり時間潰しをしていると、じわじわ混み始める空港。
嗚呼、カターニアとの別れが辛いな。


なにはともあれチェックイン完了。
二個分のスーツケース=36.8kg
………わりと重いな。
でも想定内です。
保安検査も無事クリアし、ゲート内へと向かいます。

カターニア空港はここ数年でリフォームを完了させたのか、とても綺麗でした。
上のお店で可愛らしい缶のオリーブオイルを購入。
梱包したけど、気圧のせいで蓋が開いたのかな。漏れてスーツケースの中に溢れてた😫

↑一本前のミラノ行き
勘違いして20分ほどゲートに並んでしまったのはいい思い出です。
ボーディングが始まり、チケットを通す機械で判明した。
ようするにそれまで気が付かなかった。

空港のベンチはほぼ埋まっているため、座ることもままならない。
ということで、かなり分かりにくい場所にあるラウンジを見つけ、何とかヒトヤスミ。

甘いお菓子やスナック、そして飲み物がありました。
そこまで充実はしていなかったけど、ソファでゆっくり出来るのはありがたいですね。
白ワインと……

スナックもいただき満足。
さほど広くない空間なので、すぐに満席となり、後から来た人はスゴスゴ帰って行きました……。


続く……


シチリア・イタリア二週間の旅(その47)

2024年01月11日 08時49分00秒 | @カターニア

カターニアも残すところ僅か。

――――――

リナシャンテ(デパート)でクリスマス気分を味わった後………
※店内は撮影禁止です

大通りのお店を色々物色し……

イタリアならではのショップに
心を奪われながらも……

ステシーコロ広場を通り抜け、
再び、先ほど閉まっていたお店にやってきました。
✵Wine & Charme✵
こちらではお姉さんにオススメされたエトナワイン(白)を一本購入。
恐らく普通の店よりちょい高だと思われますが、ワインの品揃えとその他のお土産(チョコや置物など)がとても充実しています。
✴Colori del Sole | Catania✴
お隣のお店ではトートバックやお皿を土産としてゲットしました。
イタリア人らしい明るいお姉さんで、梱包も含め、非常に親切にしていただきました。

それにしても、店の取っ手が独特。
このくらいの個性、カターニアでは当たり前なのかも。

いよいよ本格的に空腹を感じてきたし、何よりも歩き疲れたので、
ランチタイムにしましょう。

❋La Pentolaccia❋
ティピカルなカターニア料理を提供しているレストランです。

どう見ても営業していなさそうな店前でボーっとしていると、路地の奥から手招きで、小さな広場(Piazzetta Goliarda Sapienza)に広げられたテーブル席へと案内されました。
良かった……ε-(´∀`*)ホッ
まずは安定の白ワインを。
これこれ!
このハウスワインスタイルが好き。
Insalata arancia e finocchio con cipolletta e peperoncino
〜ウイキョウとオレンジのサラダ〜5€
想像していた味ではなかったけど、家庭的な感じで良き。
ざっくざくのウイキョウは苦みも少なく、サラダに最適です。
Paccheri al pistacchio
〜ピスタチオのパッケリ〜10€

これは日本人なら絶対好きでしょ。
クリーミーで濃厚なピスタチオの味わいが堪りません。

Siciliana (Penne o Caserecci)8€
え?トッポギ?
と思わせるビジュアルのパスタ。
シチリアスタイル(にんにく、アンチョビ、ドライトマトやオリーブetc)のソースがたっぷり絡んでます。
ほんのりピッカンテ(辛口)なのが嬉しい。
濃い目なのでパンにも合う。
お会計=31.50€
お手頃ランチに大満足でした。
この広場、昔はあまり治安の良いところではなかったのですが、(そもそもカターニア全体がひどかった)今は様々なアーティストが飾り付けたり、絵を描いたり、イベントを行ったりと次第に華やかになっていったらしいです。
ネットで見る限り、夜の雰囲気も素敵だったので、おすすめですね。

その後、無事アパートに帰還したものの、ディナーに出かける体力も無かったため、カターニア最後の晩餐は、
スーパーで購入してきた生ハムで乾杯することに。←オレンジジュース🍊

いつも量り売りの注文をしてくれる主人。ありがとう。

今の日本ではなかなか味わえないイタリア産生ハムをとことん堪能しました!


続く………

シチリア・イタリア二週間の旅(その46)

2024年01月07日 17時41分00秒 | @カターニア

ドゥオーモ広場からすぐのところに、派手な観光バス(ツーリストバス)が待機していました。
主要スポットを巡ってくれる便利な乗り物なので、時間があれば乗ってみたかったな。

その後、足早にお目当てのワインショップへ向かったのですが、残念ながら閉まっていて、一旦諦めることに。
※営業日なのに閉まっていることはよくあることです。

✵Wine & Charme✵
※後ほど再訪します

ん?コスプレ?じゃないよね。
本格的な衣装が並んでるお店も。
にしても、個性と個性がぶつかり合ってる商品多いな。
個人的には大好きですが。
そんなこんなで
Piazza Vincenzo Bellini(広場)
に到着。
✵Caffe Opera✵
歩き疲れたし、トイレ休憩も兼ねて、眼の前のカフェにIN。
かの有名なベッリーニ劇場の真ん前だからか、かなりの人気でしたね。
主人は安定のエスプレッソ。
私は暑さに負けてジェラート。
しかし朝から食べる量じゃないわ……
美味かったけどね。
お会計=4.5€
トイレも広く、良心的なカフェでした。


アパートに一旦帰ろうとしたところ、たまたま電気屋さんを発見。
モバイルバッテリーの充電ケーブルを購入。←今更感
忘れたんですよね………わたしが。
スマホのやつを交互に使ってたから、面倒で。
でもほんと今更って感じ。
それも高かったし……。



その後、アパートで一瞬休憩し、またしても別の市場へ繰り出しました。

それにしてもカターニアの市場は活気があるねぇ。
規模も相当なもので、多くの人が何かしらを求めてうろうろしています。
通りの正面には大きな教会
❅Basilica Satuario del Carmine❅
こちらも1693年の大地震で破壊されたようです。
🫨地震怖いな……

色とりどりの野菜たち。
美味しそうな果物が山積みに。
この日は本当に暑かった。
教会の前で腰掛けて休む人も。
とにかく市場の大きさが半端ないし、様々な商品を取り扱っているので、目がウロウロ落ち着きません。
人気のチーズ屋さん
怪しい?靴屋さん
ちょっと疲れるくらいの巨大マーケットでした。
これ、ほぼ毎日開催されてるってすごいな。

ちなみに午後一時くらいには閉店し、その後はゴミが散乱するえげつない光景が広がってます。


次!

実はここに来たかったんですよ。
❇Pasticceria Savia❇

人気のアランチーニ専門店です。
いつもすごく並ぶと評判でした。
この日は運良く7人ほどだったから、さくっと購入。

※最初にレジで何を買うか伝え、支払いを済ませ、貰ったレシートとチケットをショーウィンドウのスタッフさんに見せます。
カフェレジもあるので、テイクアウトの場合は列を間違わないよう注意。
アランチーニ 2.5€
カンノーロ 3€
味はまあ、ごく普通に美味い。
評判はいいけど、それほどの驚きはなかったかな。
にしても、カンノーロのでかさよ。
通りのベンチに座って、のんびり頂きました。


そういえば今日、この通りって歩行者天国なの?と疑問に……。
普段は車が通ってる大通りですが、どうやら警官たちが交通規制を敷いているようです。

よくよく耳を澄ませば、通りの向こうから騒がしい声が。
なかなか大きなデモ行進と判明。
※もちろん正式に許可されたもの

主人が様子見に行った後、隣にいたマダムにあれやこれや説明されましたが、そのほとんどがイタリア語で、イマイチわかりませんでした。



盛り上がるデモ。
見る限り学生さんたちっぽいな。
こんな大きな通りを賑やかに歩く彼らは、一体何を訴えていたんだろう?
エトネーア通り
小腹を満たしたあと、近くにあったRinascente Catania(デパート)へ。
クリスマスムードたっぷりの店内で、そこそこに買い物を楽しみました。


続く………

シチリア・イタリア二週間の旅(その45)

2023年12月31日 04時40分00秒 | @カターニア


さあ、いよいよ魚市場に潜入です。
一言で魚市場といっても、その広さはなかなかのもの。
広範囲にわたり、露店が軒を連ねます。
果物、野菜、スパイス、オリーブなどなど。魚以外の食材専門店も多数あり、行き交う人々は決して観光客だけではありません。地元に根付いた歴史あるマーケットだと感じました。
まずは目に付いたお店で喉を潤します。

日本ではあまり馴染みのない「Tamarindタマリンドを選びました。
※果物というより豆
メタボに一定の効果があるといわれるタマリンド。味は独特ですが、私の口には合っているようです。
クセがないわけではないので、苦手に感じる方もいらっしゃるかと。
ただシュガーシロップを加えてるからか、わりと甘みはありましたね。
美味しかったです。
先を進みます。
八百屋さんではついつい足が止まります。
にしても、にんにくやっすいな!
こちらはナッツ、香辛料専門店。
ブロンテ産ピスタチオをお買い上げ。
5€
これめちゃ美味しかった……
もっと買うべきだったな。

見慣れた野菜、そうでない野菜。
どれも色の濃いものが多く、見ていて心浮き立ちますね。
アーティーチョーク
紫色のカリフラワー
そしていよいよ魚市場の中枢へと入っていきます。
時間的に早かった為、せっせと開店準備されているようです。

なかなか立派なカジキマグロ。
タコもイカも揃ってます。
とても豊富なラインナップに驚かされました。中にはどうやって食べるんだろうという魚も……

階段の上から見るとこんな感じ。
一つ一つの店を見て回っていると、「マダム」と連呼され、わりと本気の客引きをされます。
みんな親日的で優しいんだけどね。
時には「これを見ろ」とばかりに店の前へ連れて行かれることも。
※たとえ買ったとして、調理できないよ

いやはや活気がありましたね〜。
築地ほどではないにしろ、みんな元気に明るく話しかけてくれました。


ここからしばらく画像のみで雰囲気をお確かめください。









茄子とトマトの色艶の良さにうっとりしつつ………
最近世界各所で見受けられるようになった、アンブレラストリートに差し掛かります。

思っていた以上に広範囲でしたね。
フォトジェニック〜❤

客引きを笑顔でかわし疲れ、またしても喉が渇いたので🍋リモーネを。
思ったよりすっぺぇ!!
さすが。
ズッキーニとかまじで安いよねぇ。
貝も豊富……
ムール貝は宝の山だった。

もちろん魚だけじゃありませんよ。
お肉屋さんもしっかりうまそげ。
チーズ専門店も素敵でしたね。
見てるだけで楽しめる。
❋Caffè Bellini❋
さすがに歩き疲れたので、一旦カフェで休みましょう。
突き当りにドゥオーモを観ながらの立地は素敵。
(⁠◕⁠દ⁠◕⁠)ウーノもお疲れさま
ふらっと入ったカフェでしたが、
過去イチ美味いカプチーノでした。
泡のきめ細かさが秀逸。
店員さんもすごく愛想がよくて、かなりお気に入りのカフェとなりました。
❅❅❅

カターニアの魚市場、想像より楽しい場所でした。
足下は常に濡れているので、靴を選んだほうが無難です。
猫がいるかなーと期待してましたが、残念ながらおらず……。
↑お魚咥える泥棒猫見てみたかった

さて、そろそろ次のお店へ移動しましょう。


続く……

シチリア・イタリア二週間の旅(その44)

2023年12月26日 16時39分00秒 | @カターニア

早朝、目が覚める。
実質この日だけが、カターニア観光できる唯一の日となってしまった。
※あちこち行き過ぎです

朝飯はスーパーで購入したサラダと生ハムを。
※さすがに毎日甘ったるいパンは無理


サーモンも別メーカーにしてみたが、これまた旨かった。


パルマ産生ハム(高級)
幸せ……❥(^^)❥

朝のメイン通りはわりと空いているんだけど、それでも活動する人は多くいます。
カターニアは巨大な朝市が複数箇所あるので、その準備の為、車や人が移動している感じ。
私達は一路、“魚市場”を目指してアパートを出発しました。
カターニアの魚市場はとっても有名なんですよね。
大阪で言うところの黒門市場?
東京なら築地……?
Google先生の言う事を聞き、真っ直ぐ歩いていたら、小汚い細い路地※に差し掛かりました。
※Via Caramba Gianbattista
誰かが描いた落書き?(芸術か?)を見ながら進んでいたんですが……


👷‍♀工事による通行止めが発覚。
結局Uターンし、比較的綺麗な道(ジョヴァンニ・ディ・プリマ通り)を歩くことに。
まあ、ユニークな絵が見れたから良かったかな。←無理やり前向き
11月の朝は肌寒いカターニアですが、昼は一気に気温が上がるので、服装はよく考える必要があります。
軽めの羽織物は必須。

“Basilica della Collegiata”

坂道を避けつつ(笑)
歩いていると……
大きな広場に出ました。

Cathedral of Sant'Agata
これまた立派な大聖堂ですね
実は地震により倒壊。何度も建て直されたんですがその時、足りない材料を補うためエトナ山の灰や溶岩石を利用したそうです。
※現在の教会は18世紀のもの

通りからチラっと見えるエトナ山も美しい。
🐘Fountain of the Elephant𓃰
実のところ、象はカターニアのシンボルなんです。
ドゥオーモ広場の中心にあるこちらの噴水はLiotru(リオトル)と呼ばれ住民に愛されているそうな。
この象さん、ローマ時代の赤色花崗岩で造られたみたい。
そんでもって後々、エジプトから運んできたオベリスクと合体させたんですねー。
一番上にはカターニアの守護聖人、聖アガタ像の冠とユリの葉が乗ってるんだけど………あんまり見えないわ。
ツギハギっちゃそれまでですが、これも歴史や芸術の積み重ねです。

さて、教会の中へ入ってみましょう。
※無料

後々知ったんですが、この教会の土地には以前、大浴場があったんです。
❇古代ローマ時代のアキリアン浴場❇
その痕跡を見学することも出来たのに、残念ながらこの時は知らなかった😅
中に入ると、さすが!
想像を裏切らない立派な聖堂です。
大声で叫んだら響くだろうな〜。


Cappella di Sant'Agata
聖アガタの礼拝堂

❇Maria Corredentrice❇
なかなかに美しい絵画ですね。
Emanuele Di Giovanniという有名な画家の作品です。
❅大司教Aemilii Ferraisの墓❅
主祭壇……さすがにすごいな。
首が疲れる。

唖然とする美しさ。
この空気感はある意味恐怖かも。



作曲家ベッリーニの墓がありました。
さすがここまでの偉人ともなれば、大聖堂の中に墓を作ってもらえるのか。
にしても……33歳でお亡くなりになったんですね。早すぎます。

ヴィンチェンツォ・ベッリーニ - Wikipedia


教会から出て左を見ると、Porta Uzedaがあります。
✴Porta Uzeda✴
溶岩石と大理石のミックスで造られているため、こちらも美しいコントラストですね。バロック建築の美が表現されています。
お!ここにも象さんが。
猫ちゃんにも出会いました。
やった!なつっこい!
主人萌え悶えてる。

広場の片隅にある噴水。
❋Fontana dell’Amenano❋
そしてこの向こう側が魚市場です。


続く……

シチリア・イタリア二週間の旅(その43)

2023年12月26日 10時39分00秒 | @カターニア

そろそろシチリアの旅も終盤です。



メッシーナから戻ってきたら既に夜。
とはいえ、時間はさほど遅くなかったはず……。
人通りも多く、賑やかな駅前でした。

アパートに戻りシャワーを浴び、しばらく休んだ我々は、足の疲れもあってか、近場のトラットリアを探しました。もう、歩きたくない。
で、見つけたのがこちら。

✵TRATTORIA CAVALIERE✵

飛び込みで訪れたんですが、
なかなかの大人気店でして、既に多くの客がいました。
ただしテイクアウトする人もちらほらいたので、めちゃくちゃ待つってこともなかったな。
切羽詰まった空腹じゃなかったし心の余裕もありました。
賑わうテラス席。
行き交うスタッフさんたちはテキパキ動いていて、本当に素晴らしい。
無駄がないんだよねぇ。

15分ほど待って、呼ばれました。

速攻白ワイン!
メッシーナの疲れをワインで癒やす。

Antipasto Misto Mare 12€
まずはシチリアらしい前菜から。
魚介類の惣菜が数多く乗っていて、一気に食欲が刺激されます。
特に「アンチョビ」が美味かった。
ワインが水のように喉を流れていく!
Soute di Cozze e Vongore 12€
そして絶対外せないであろう、ムール貝やあさりのアーリオオーリオ炒め。

🫰手が……手が止まらん!!

こういう料理ならいくらでも。
貝好き二人なので、夢中になって食べ進めました。
Risotto alla Marinara 12€
エンジン😤がかかってきました。
魚介の出汁がめちゃくちゃ染み込んだリゾットに勝るものはない!(断言)
海老、イカ、アサリ、ムール貝等など。
こんなの最高の出汁しか出ないよね?ってラインナップで攻めてくる!
とびきり美味かった。
そして米の炊き方が見事すぎた。
Spaghetti al nero di seppia 12€
これを食べないわけにはいかない。
漆黒のパスタ……そうイカ墨です。
はぁ……最高。
たとえイカ墨で口の周りがホラーになろうとも、夢中で食べきります。
イカもたくさん入っていて、これで12€は安いな。
画像見ているだけで🤤ヨダレ出ますね。

全体的に一皿のボリュームが多めなので、みなさん苦戦してましたね。
持ち帰りされる方もいらっしゃいました。
そしてカターニアと言えば馬肉。
Polpetta di cavallo alla griglia 1個3€
さすがに……この頃になると私の腹も『限界』を迎えておりまして、
ひとくち食べて諦めました。
主人は一個ぺろっと食べてた。
香ばしくて美味かったのに……
残しちゃったよ……😥
二個目の胃袋カモン♪
ともあれ、大満足のディナー❤となりました。大人数であれやこれや食べてみたいお店ですね!

最後の最後まで、出入りするお客さんが途切れることはありませんでした。
お会計=60.50€

続く……

シチリア・イタリア二週間の旅(その31)

2023年12月12日 15時09分00秒 | @カターニア

宿のベッドでゴロゴロしていると、
少しずつお腹が空いてきたような。
😕🫤
重い腰と痛む脚を叱咤し、予約したレストランへと向かいます。
※ちなみに電話予約は基本、AMEXのオーバーシーズ・アシストを利用しています。

アパートから徒歩10分くらいかな。

✵Me Cumpari Turiddu✵
Piazza Turi Ferro, 36/38
🍴ガンベロ・ロッソ 2Bistro

店の前には立派な?教会(Christian Orthodox Saint Leone’s Church)があったのですが、如何せん真っ暗なので、中を拝見することもなく、そのままレストランに直行しました。

明るい店内は既に賑わっていて、徐々に満席になっていきます。
やはり人気店なんですね。
予約してよかった✌
まずは命の水(白ワイン)を頂きます。
こちらもエトナワインで、フルーティな香りと、わりとしっかりめの後味。
料理に合うだろうなと予想します。

オシャレな皿に盛られたパンと付け合せ。
オリーブうまーーー❤
ドライパプリカも
いいアテになりますね。
あれ?またしてもパンが……
なるほどさっきのはお通しか。
Maccheroncini di pasta frescacon broccoli, salsiccia di suino neroe olive nere 13€
ブロッコリーと黒豚サルシッチャの
マカロニパスタ

これほんと美味しかった❤
サルシッチャの濃厚な脂の甘味が、いい感じに固く茹でられたマカロニにまとわりついて、咀嚼タイムが楽しくなる一皿。
ハーブとオリーブの香りが鼻から抜けるし、ワインは進むし……。
こういう料理は本当に見事としか言いようがないですね。
Risotto di Moasi con noci, loti e tuma persa 12€
見た目濃厚なチーズリゾットですが、実はそこまででもない。
上にかかっている黄色いソースが卵の黄身?チックで、コメの硬さも絶妙で、とにかく美味いんだ!
最後までどういうリゾットなのか……メニュー名を調べても理解できませんでした。謎……🐔
Salsiccia di suino nero dei Nebrodi
14€
”黒豚のサルシッチャ“
先程のパスタにも入っていましたが、このサルシッチャは抜群に美味しい。
肉肉しさと香辛料の香りが小さな一切れで充分味わえます。

Tagliata di Asino Ragusano
16€
ラグーザのロバのタリアータ
(ステーキ)
肉続きになりましたが、とにかくタリアータが食べたかった。
魚介は後からどんだけでも食えるからね。
注文時、しっかり確認しなかったけど、後々調べたらAsino=ロバ。

🫏初ロバ❤

牛肉よりも少し淡白なイメージ。
だけど旨味はきちんとあって、ほどよい弾力が“肉を食べてるぅ!”って、胃と脳を喜ばせてくれます。

なるほど、シチリア東部は馬もロバもステーキにして日常的に食べるんだね。
とても勉強になりました〜^_^

お会計=70€

ん?ワイン二杯飲んだはずだけどな。
ま、いっか……


続く……



シチリア・イタリア二週間の旅(その30)

2023年12月11日 17時12分00秒 | @カターニア

アパートのエレベーターは二機ありまして、左側だけが我々の部屋に行くらしい……定かではないが
このエレベーターがもし、万が一故障したら……😵‍💫😵‍💫
こちらの階段地獄が待っているので、毎回「故障しませんように!!」と願ってました。
🙌おかげさまで最終日まで故障しなかった

ちなみにエレベーター内には「トラブルが起こった時の電話番号」が貼られてあるんだけど、何故か複数枚あって、どれが正しい番号か最後まで判りませんでした。(・_・;)
まあ……何かあったら、オーナーにWhats appするほうが早そう。
こまめに連絡くれるので助かります。

外に出ると、そこはかとなく生臭い。
近隣では大規模な市場(朝市)が毎日のように開催されていて、お昼になるとそそくさ片付け始めるのだが、やはり臭い……。
臭い、汚い……だけど活気はある。
そんなカターニアの市場はまた後ほど紹介します。
皆が片付けに精を出している広場を横切り、辿り着いたお店はこちら。
👉Trattoria Aldo👈
とっても気楽な感じの食堂です。
ランチタイムはわりと混んでましたね。地元の人が多め。

安定の乾いたパン
前菜は色んな種類があり、それぞれを好きなように皿に盛り付けます。
ただ、物によっては追加料金がかかるので、確認する必要があります。
我々はシステムについてあまり理解していなかった……😅


この大きな茄子料理がめっちゃ美味しかったんですよー。
確かカターニア料理のはず。
シンプルにトマトソースとチーズがかかっているだけなんだけど、茄子のポテンシャルを感じる一品でした。
ついついおかわりしてしまった。
あさりのパスタ
しっかり貝の出汁が絡んで、美味しい。ボリュームもすごい。
こちらはシチリア代表料理の一つ
イワシのベッカフィーコ
Sarde a beccafico
ベッカフィーコ=イチジクを好んでついばむ小鳥のこと。 シチリアの貴族が狩猟した小鳥を焼いて食べる料理を見た庶民が、大衆的なイワシを小鳥に見立て、真似したことが由来とされ、魚料理なのに小鳥の名がついている。
サクッと食感の中に、いわしの香ばしさが詰まっています。
レモンをかけると爽やかに。
いわゆる香草パン粉焼きって感じなのかな。
デザートは別腹。
〜ティラミスとプリン〜
ティラミスはしっかりコーヒーが滲みていてうまい。
プリンは素朴なカスタード味。
でもって量が多い。

市場の近くということもあり、素材は新鮮そのもの。
気軽に訪れ、美味しく頂けるお店としての高評価も頷けます。
お会計=40€

店の隣で猫発見

たまらん可愛さ!!
しかし人見知り……🥺
帰り道、Pennyというスーパーで軽く買い物をしました。
アパート近隣はとにかくスーパーが多くて助かった~😘
チーズも生ハムもわりと揃ってます。
パスタもよりどりみどりですね。

水とサンペレグリノのオレンジ味を購入。◀3€

とりあえずはアパートでゆっくり疲れを取るとしましょう。


シチリア・イタリア二週間の旅(その29)

2023年12月11日 15時10分00秒 | @カターニア

👋アパートに別れを告げ、タクシー乗り場があるウンベルティーノ橋近くまでスーツケースを転がします。
※街並みが美しいので何とか歩ける
そこから適当に拾ったタクシーは17€(チップ込み)でシラクーザ駅まで連れて行ってくれました。
自販機でチケットを購入。
次の目的地カターニアへは
21€(2人分)です。
⇡今回は特急券

シラクーザからカターニアに移動する方法は基本、バスと列車です。
※専用車除く
どちらも所要時間は大きく変わりません。(1時間〜1時間半)

一泊二日、存分に楽しんだシラクーザにサ・ヨ・ナ・ラ😭
またいつか……と言いたいけど、まだまだ行きたい土地は残ってるからね。
確約は出来ないかな。
ありがたいことにほぼ時刻通り、列車はやってきました。
イタリアにしては優秀すぎだわ✨

大きな荷物を台に預け、

指定された席に座ります。
発車時刻までの間、警察によるパスポートチェックを受けました。
(初めての経験。直ぐ出せるようにしておくのが吉)
もちろん無事クリア🆑😮‍💨
隣のお客さんもクリア。
ちょっとドキドキしますね。
さて、列車はそこまで新しくありませんがテーブル&コンセント付きはありがたいですね。
後々、主人の隣にかなり大柄のドイツ人男性が座ったので、頃合いを見て移動しました。
(空いている列車なら比較的可能。ただ後に乗ってくる客の席である可能性も……汗)

海沿いを走っているはずなのに景色はイマイチだなぁ……。
石油精製所が多く、巨大なタンクが並んでいました。
時々、見え隠れする街の風情を楽しみます。

ん……?!!

おっと…??
あれはEtna(エトナ)火山じゃないですか!
日本で言うところの富士山です。
多くのワイナリーが点在するこの山は、頻繁に噴火するので要注意です。

下手すると✈飛行機飛ばなくなるしね。
天気が良いおかげでくっきり。
感動\(^o^)/
すごくきれいに見えてる!!
※車窓は相変わらず汚いけど

エトナ火山が見えてきたということは、カターニアが近いってこと。
1時間15分、ほぼ定刻通りに、Catania Centrale駅に到着です!
黄色っぽい駅舎は、大きさはなかなかのものですが、中にはカフェが一つあるくらいで、基本殺風景でした。

取り敢えず宿の近くまでバスで移動します。一人1€

チケットは近くの売店?で。

無論、直ぐに打刻!
地下鉄のStesicoro駅近くで下車したんだけど、一つ手前のPiazza Della Repubblicaで降りたほうが近かった💀Googleだとわかりにくい距離感。
にしても……汚い街だなぁ。笑
カターニアはその昔、かなーり治安が悪かったそうな。
名残りを感じますね。

ま、そんなこんなでアパートメントに到着です!
シチリアでの残り四泊をここで過ごすことに。
Le Dimore del Corso
4泊=304€(¥47000ほど)

このどでかい建物の中の一部に存在します。
事前に連絡された通り、暗証番号で表玄関からIN。
エレベーター完備はいいんだが、三段ほど階段があるので、決してバリアフリーではない。

六階にあるアパートメントは複数部屋があり、その内の一つ『life』が我々の過ごす部屋でした。
エレベーターを降りた後も、もう一度暗証番号が必要です。笑
室内はこんな感じ。

YouTubeも観ることが出来るテレビは嬉しい。
ベッドはわりと幅広。

クローゼットもゆったりです。
ハンガー少なめ……🗿
洗面所の広さは充分かな。

冷蔵庫も大きめだし、助かりました。
部屋の中の洗濯機は壊れていたので、ハウスキーパーさんが使う?ランドリールームの中の洗濯機を利用することになりました。
おかげで洗いたてのタオルやバスマットが使い放題でとても楽でしたね。
キッチンは今回使わなかった。
ベッドフレームが可愛い。
角に当たっても痛くない系。
ガラステーブルと椅子も素敵ですね。
唯一の難点がシャワールームの狭さ。
ガラス戸がぴっちり閉まらないので、床が水浸しになる覚悟を……。
※バスマット三枚重ねた
この部屋の一番の売り?が恐らく窓からの景色でしょう。
エトナ山の山頂が見えるのです。
これは密かに嬉しかった。

夜遅くまでパーリーピープルの賑やかな声が響きましたが、それはそこまで気になりませんでした。
洗濯物を干すため窓を開け放していたら、夫婦共々蚊に刺されまくってエラい目に遭いましたが……それもまあよくあることです。←そうか?

ともあれ、無事荷解きを終え、腹が減ったのでランチに繰り出します。


続く……