♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「2013年北イタリア美食旅18」 ’CASA DELLATORRE’

2014年01月20日 23時11分12秒 | @アルバ・ブラ

 

アルバのこの時期のホテルは本当にお高い
普段はさほどの料金でないものの・・・・とあるイベントの所為で、とにかくものすごく跳ね上がる。

そんな中・・・普段と同じ値段でお部屋を提供してくれる小さなホテルがあった。

CASA DELLATORRE
http://www.casadellatorre.net/en/

まあ、別の言い方をすると・・・普段から まあまあのお値段 がするということです。

主人がこのホテルをチョイスしたのはもう一つの理由があります。
行きたいレストランから徒歩圏内。

うん・・・そこ大事だよね。


かわいいカフェとプチホテルを経営しているのは、これまたかわいいお姉さん。
こだわりぬいた店内はキラキラ、スイート

本格的なコーヒーメーカーとかわいい家具たち・・・。
どれもこれも、センスが良い!

店内でチェックインをし、裏門から抜けると、そこがホテルの一室に。

もちろんカードキーなんて便利なものではないけれど、
大きな荷物を運び入れるにはもってこいの一階のお部屋。

決して大きな部屋ではないけど、シャワー、トイレ、クローゼットも完備。
何よりもインテリアのかわいさ!風通しの良さ、そして大きなアイアンベッド!


こだわりの小物やシャンプーなどの備品も、心地よい。
トイレットペーパーの予備が少なかったのはちょっと残念。<持参しているのでなんとか(笑)。

シャワーの出も悪くなかったし、お水も比較的お安くて美味しいボトルを下さったし・・・充分合格点です。
しかし、このホテル、売りはこのかわいさだけではなかった!


それは朝食!


朝からたっぷりのフルーツカクテル!そしてフレッシュオレンジジュース。
焼きたてのクロワッサン、サンドウィッチ、ヨーグルト、タルトなどなど。
とにかく朝食にこだわりまくった店主。
朝からこんなに食べられませんよ・・・と大声でいいたいけれど・・・・美味しいので不思議と頑張れる。




ホテル宿泊客にはこの朝食がサービスされる。
カフェだけ利用する場合は15€の朝食。

確かに、軽く済ませるイタリア人には珍しいボリュームたっぷりの朝ごはんです。
コーヒーもとっても美味しいし!フルーツ不足に陥る旅行中にはとてもありがたい内容でした。




「2013年北イタリア美食旅19」へ続く・・・・・


 

 


「2013年北イタリア美食旅17」 アルバに到着

2014年01月20日 22時01分56秒 | @アルバ・ブラ

 

無事バスに乗り込み、ほっと一安心。
ここからはアルバ駅を目指すだけ!終着駅なので心配ございません。

移り変わる景色をまじまじと眺めながら・・・ぶどう畑&ワイナリーの大きさ、多さにびっくり。
素敵な丘陵地帯を眺めていると、点在する立派な屋敷が・・・。
ちょっと大きなお宅には 広大なぶどう畑が隣接している。さすが!

小一時間もしないうちに、アルバの街へと入っていきます。
思ったよりもずっとこぢんまりとしていて・・ちょっと拍子抜け!
でも、ここに来たかった!!
強い想いが叶った瞬間です。

かわいくて綺麗な駅舎。
主人は早速、旧市街へのルートを検索中。私はぼーっと荷物片手に駅舎を激写!

とりあえず、これらの荷物をどうにかしなくては!ということで先にホテルへチェックインすることに。

徒歩10分ほど・・・でしょうか・・。
旧市街の中に入っていきます。

今回のお宿は、この旧市街の中にあるかわいいプチホテルです。
後ほど紹介いたします。

チェックインを済ませ、とりあえず身軽になったので、市街を散策。

いや・・・その前にお腹が空いた・・・・・。

ホテルから数十歩あるいたところに・・予約をしたレストランがありました。

こちらのレストラン・・・ アルバで一番といっても過言でないほど美味しかったので、お店の紹介も後ほど別記事でたっぷり。

 

まずは町並みから・・・・。
思っていた以上に小さな町で、かといって全体像が把握できないままウロウロすると結構疲れます。
小さなお店には今が旬のポルチーニ茸がたんまり!
貴重なフレッシュポルチーニだし・・・何よりも値段がお安い!<当然日本でも希少価値高い>

アルバは言わずと知れた・・・トリュフ(特に白トリュフ)の名産地。
なので、トリュフ加工品の専門店も多し!
たまらない香りがします。

 

トリュフの香りに誘われたわけではないけれど、イタリアといえばジェラート!
どーんと飛び込みました。

もちろん、チョイスはトリュフジェラート!
これが想像していたよりも、上品でよい香り。11月の肌寒い日というのに、ペロリと頂きました。

今回はたった二泊三日なので、ちょっと駆け足での散策ですが・・・美味しいモノがあちこちにある予感がする街です。



2013年北イタリア美食旅18」 に続く・・・・

 


「2013年北イタリア美食旅16」 アスティへ移動

2014年01月05日 22時20分12秒 | @アルバ・ブラ

 

「朝焼けのジェノヴァ」

前日の夜は、お持ち帰りしたフォカッチャを頬張った後、即眠る。
それほど疲れていたらしい。

おかげで早めに目が覚めた。


早朝のバール巡り。

これもイタリアの醍醐味。

適当に入ったBARが当たり!
美味しいパンとエスプレッソに舌鼓。
全部で3€。

一軒では足りないので、もう一軒。

甘ったるいクロワッサンと共に、カプチーノ。

こちらは2€。

安くて旨くて・・・ほんとエンドレスでぐるぐる出来そう。

早朝のホテルは昼間とは違い、ひっそり。
カウチソファも座り放題(笑)。

ホテルサボイアは立地もいいし、過ごしやすかった。


お腹も膨れたし!今日はいよいよアルバへ移動です!

ギリギリまで、運行予定時刻とにらめっこ。
重いスーツケースを引き摺りながら・・・列車に乗り込み、一息。

道中、喉が渇くので水は必須アイテム。

アルバでは今回の旅の最大イベントが待っている。
自然とウキウキ。

約一時間でアスティ駅に到着。
ここで、バスに乗り換えます。(アルバ行き路線バス)

バス・・・・そう 難関のバス乗り場を探さなくてはならない。
前もっていろんな人の旅HPを見ているが・・・それが最新の情報かどうかはわからない。
なので、必ず現地の人に聞くことにしています。

今回もカフェのお姉さんに聞きましたよ。
チケットはバスの中で購入できる事も確認したし・・・・バス乗り場はカフェのどまん前ということも。
やはり前情報には変更があった。
チケットがバスの中で購入できるようになったこともそうだけど、乗り場自体が変わっていたのだ。
恐ろしい・・・・。

てなわけで・・・・これからアルバへバスで向かわれる方へ・・・

2013年11月現在の乗り場は上の写真。



バスはカフェのまん前に到着します。カフェの行き方
は下のグーグルMAPをご覧くださいね。

ちなみに、路線バスの値段は一人3.35€。
乗るときに支払います。


この路線バス・・・いろんな駅に立ち寄るので、小さな村や町並みを眺めながら45分のバスの旅を楽しめます。

 

さぁ!いよいよアルバです。

 

2013年北イタリア美食旅17」へ続く・・・・・・

 


「2013年北イタリア美食旅15」 レッコでフォカッチャ三昧(後編)

2014年01月05日 21時03分37秒 | @ポルトフィーノ・レッコ

 

 

町の中からタクシーで20分くらい。

目的地であるRistrante Vitturin 1860に到着しました!!

そう、店名の通り・・・1860年から営業されている老舗です。

相変わらず時間が早かったのか・・お客はまだ一組。
30分くらいしてようやく賑わってきました。
人懐っこい感じのオーナーがお出迎え、予約をつたえるとニコニコしながらテーブルへ案内してくれました。

ストラッキーノチーズ(クレシェンツァ・チーズの仲間)がこれでもかと入ったフォカッチャ!!
これまた、前回の「Panificio Moltedo」とはまた違った味わい。
ちょっと重め?なチーズのコク。

同じようなチーズだけど随分違うのは、ただ単に量の問題でもなさそう。

「Stracchino(ストラッキーノ)」の意味を調べてみたら・・「Stracco(ストラッコ)・・・疲れきった」という意味の俗語とのこと。
放牧牛がヘトヘトになるほど、山で動き回ってその牛から採れた乳が原料。
酸味があるのは、疲れた牛から出た乳から作ったチーズだからだそうです。

フレッシュなので、なかなか手に入りにくいのですが、
日本でもちらほら通販しているので、機会があれば生のまま食べてみたいですね。

なんにせよ、どっぷりと胃におさまり・・・のこりはテイクアウト。
そんなこんなで次の料理を待っていると、オーナー&オーナーの娘さん(スザンナさん)が登場。
日本の記者がきて記事になったことを嬉しそうに話される。
そしてこれからもどんどん、日本の人にこのお店のことを知ってほしいと仰る。
そのために、何が出来るか模索中とのこと。
私に出来るのはこのブログを書くことくらいだが・・とても親しみのある素敵なオーナーさんの気持ち、よーく伝わりました。

フォカッチャをたんまり食べた後のリゾット・・・。
正直・・・無理・・・と思ったが、これがなんと・・・ペロリ!!

米に飢えていたのか?・・・・

いや、このたくさんの魚介のスープで作られたリゾはとても美味しかった。

主人は「トロフィエのジェノヴァソース」・・・・(笑)。
食えるか??という疑問もなんのその・・なんとか完食。

ジェノヴァソースのシーズンからは外れていたけど充分美味しかった!

お腹がはちきれんばかりの私たち・・・当たり前のように、タクシーを頼むと・・・なかなか来ない!

待っても待っても来ない!!

すると

なんと、スザンナさんとウンベルトさん(スザンナさんの旦那様(フォカッチャを作る人:イケメン))が駅まで送ってくれるとの事!


なんて優しい!!

お言葉に甘え・・・絶対にまた来ますね!と約束をし お別れをしました。

 

レッコはとてもこぢんまりとして、美しい町でした。
美味しいフォカッチャでお腹は満たされ、人々の優しさにも触れることができました。

また訪れることがあったら・・この「Vitturin」を訪れたいなと思います。

今度はもっとお腹を空かせて・・・・

 

「2013年北イタリア美食旅16」へ続く・・・・


「2013年北イタリア美食旅14」 レッコでフォカッチャ三昧(前編)

2014年01月05日 20時35分17秒 | @ポルトフィーノ・レッコ

 

ポルトフィーノを堪能した私たちが次に向かったのは、ポルトフィーノから僅か15分ちょいの「レッコ(Recco)」。
このレッコでの名物は「Focaccia col formaggio」・・ようするにチーズ入りフォカッチャです。



そう、このフォカッチャの為に途中下車したのですが、右も左も分からない小さな港町。
うーん、バス停の在り処すらわからないぞ・・・。



駅をでて10分でちょっと後悔。
だってタクシー一台すら停まってない駅だったし・・・。

でもスマホを眺めながら、なんとか町の中へと歩いていき・・・
その綺麗な町並みにほっと一安心。

タクシー乗り場もその町の中にありました・・・汗。



ほんと整然とした綺麗な町。
タクシー乗り場さえあれば、こっちのもの・・。
レストラン予約まで時間があったので、町を散策することに。


ちなみにレッコはリグーリア州で、ジェノヴァと同じ州。
リグーリア海岸沿いにあり、気候がとても温暖。
空もそれはそれは青い。

誰もが、この辺り(リグーリア海岸:Riviera ligure )の土地を好きにならずにはいられないと思います。

町は小さいながらも歩いているとさすがに疲れる。
休み休み・・・目の保養をしながら、フォカッチャを物色し続けること小一時間。

超有名処・・・「Panificio Moltedo」を探し当てた。<これまた人に聞いて・・・イタリア人親切だなあ>
1874年創業という老舗。


ここの焼きたてフォカッチャはチーズがとっろーり、生地は端がサクサクであとは熱でふにゃっとしている。
チーズは「クレシェンツァ・チーズ」というもの。
焼き時間になると、人が並び・・飛ぶように売れていきます。
その列に、訳が分からないまま並び(主人が)、ゲットしてきたのが、上の画像(下)のフォカッチャ。
店の前のベンチで即座にいただくことに・・・。

こりゃ旨いわ!!

ほのかな酸味、そしてすぐ後に甘み。
生地のやわらかさと温かさがチーズをいい感じに柔らかくしてくれます。
とろける感覚は口の中で・・・。
香ばしさも混じり・・・極上の味わいであることを確認できました。
伝統的なチーズを使ったフォカッチャ!間違いなくおいしかった。

たくさん買っていく方の気持ちわかりましたが・・・すごくお腹にたまります。
レッコの名物の真髄を見た感じがしました。


こちらも有名なお店「Tosshini」さん。
残念ながら・・「Focaccia di Recco 」はなかったので、普通にチーズのフォカッチャを。
これがなかなかどうして!
塩分の効いたチーズ、しっかりとした輪郭の生地。
さすが名店。美味しかった。

さて、ようやく予約の時間になってきました。
タクシーを拾い・・・目的のレストランへと向かいます!

フォカッチャ三昧 後編」へ続く・・・・・