♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

2018 石垣島旅行~ラスト~

2018年06月02日 00時30分52秒 | 国内旅行記 沖縄

 

とうとう旅の最終日となりました。

あっという間の二泊三日。

でも、とても充実した時間を過ごしたように思います。

初めての石垣島、最後まで魅力たっぷりで楽しませてくれました。

それではラスト、お付き合いください。

この日も快晴に迎えられ、ホテルの窓からは市街が美しく見渡せます。
遠くの海には白くて大きな船。
彼はまだ船に対する憧れはないでしょうけど、いつかは「お船!」と言って、はしゃぐ日が来るんでしょうね。

さて、荷物をまとめ、チェックアウトした私たちは、もちろんお土産を買うため、こちらの市場に突撃します。

ゆらてぃく市場は「スカイククル石垣島」から徒歩5分ほどの場所なので、本当に便利。

肉、野菜、果物・・・・何でも揃ってます。

ホテルで食事を作りたい人は是非ご利用ください。

ここで散々物色し、段ボールを埋め尽くした私たち。

次に車を走らせた先は「川平湾(かびらわん)」という石垣島を訪れた人達は必ずと言っていいほど向かう観光スポットです。

詳しくはこちらのサイトへ→https://okinawa-labo.com/kabira-bay-4573

車で約30分ほど、のんびりゆったり山道を進みます。(制限速度40~50kmなので皆さん遅い)

そして川平湾近辺の、ちょっと賑やかになってきた場所でまずは朝食を。

前日に調べたパン屋さん「ピナコラーダ」さんです。

市街地から足を伸ばしても、ここのパンを食え・・・・と仰る方も居るそうな。

店構えからして美味しそうな雰囲気。

そして外にまで漂う良い香り。

店内に入った瞬間、なるほど、噂は嘘ではないな、と思いました。

どれもこれも・・・・いい形、色、そして香り。

三拍子の美味い!を感じ、いそいそと選びます。

ピンボケちゃってすみません。トロピカルアイスティも頂きました。

これ・・・・想像以上に旨くて唖然。(I村さんも当然のように注文していて笑えた)

車の中で簡単に頂きます。

自家製酵母のパンは思いのほか柔らかく、風味豊かな小麦粉と具材の旨さが一つになった、とても上質なパンでした。

朝から贅沢な気分にさせてくれますね。

※画像は「パイナップル」が入ったマフィンです。

ちなみに店名である「ピナコラーダ」は、ラムをベースにパイナップルの果汁とココナツミルクを混ぜたカクテルの名・・・らしく、それも美味しそうだな、と思ったり。


軽くお腹が満たされたところで、ようやく川平湾へ向かいます。

『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で沖縄県内唯一の三つ星と評価された観光地。

確かに朝からたくさんの人が来ていました。

近くのコインパーキングに停め、いざ展望台へ。

うん、雲が多い所為で、本領発揮とまではいきませんが、なかなかに綺麗です。

透明度も高く、白い砂浜がロマンティックですね。

きっと、すごく晴れた日はエメラルドグリーンがどーんと広がっていて、夢のような景色を見せてくれるんでしょう。

↑ こんな感じ。

竹富島で美しい海を満喫した私たちは、心に余裕があったので、サラッと写真だけ撮って、この観光スポットを後にしました。

それよりもこの日はとにかく暑くて、厳しい日差しから逃れたかった。

「ジェラートが食べたい」

と騒ぐ私が目指した店は、「おいシーサー遇ぐう」です。

ふざけた名前だ・・・・と一度は思うでしょう。

しかしこの店、舐めてはいけません。

今回の石垣旅行で三本の指に入るほど、美味しい物を食べさせてくれた、とても素敵なお食事処なんです。

店内は広々。

変わった形のテーブルは天然木で、とても落ち着く仕様になってます。

あ、彼、別に泡盛飲んでるわけじゃありませんからね?

水です、水。

ジェラートを目的としたはずなのに、何故か心惹かれる【嘉平(かびら)そば】の文字。

しかしこの日、ジェラートの機械が故障?していたせいで、結局ありつけませんでした。

となると当然、そばに目が向きます。

パンだけじゃ満たされない旅腹を引っさげ、いざ!

I村さんが迷った末、注文したのは、石垣島ではお馴染みの【車海老そば】850yen。

おやおや、でっかい海老がこんなに??

そして麺がとても面白い。

縮れてるだけでなく、なんだろうこの色。
ちょっとパスタに通じるものがあります。

味は想像を遥かに超えて、抜群。

車海老の出汁が上手くまとわりついて、つるっとした舌触りと吸い込む時のチュルチュル感覚がクセになります。

海老も頭まで美味しくて、850円とは思えぬクオリティ!

頼んで良かった!と感謝する一品でした。

 

そして私は・・・【冷やし遇麺】800yen

大きなシャコ貝に入って登場。

ほうれん草が練り込まれた麺は、こちらもツルツル、シコシコで最高の舌触り。

めちゃくちゃ美味しくて、思わず目を瞠りました。

シャコ貝の奥深くまで麺が入っていて、驚くほどボリューミー。

海苔と玉子の絡みがこれまた素朴に旨い!

付け合わせの酢漬けも、いい箸休めになりました。

 

で、ジェラート代わりに何か甘い物を食べたい・・・と思い、こちらの「氷あずき」400yenを追加注文。

ふわっふわの氷が・・・・・・
そしてほんのり甘く煮た美しい小豆が・・・・・・
まさしく絶品でございました。
(I村さんナンバーワンメニュー)


 

お腹も心も満たされた後、同じ道を通るのは芸が無いなと思い、ちょっと遠回りすることに。

空港に到着する時間を考えながらのドライブです。

ま、流れはテケト~ですが、こんな感じで車を走らせました。

途中、「ギャラリー・にゃんこのしっぽ」と・・・・如何にもな看板を見つけたのが運命の始まり。

異様に猫好きな私たちは、これで目的地が定まった!と小躍りしました。

猫グッズを土産に買えるのなら、この旅は最高のものとなる!

そんな勢いで。(笑)

一度通り過ぎちゃったものの、何とかお店を探り当てることが出来、一安心。

とはいえ、えらく藪の中にあるのね・・・と不安になったり。

もし定休日だったらどうしよう・・・と本気で怯えたり。

しかし、店の駐車場らしきところに車を停めた瞬間、I村さんの軽い悲鳴が。

悲鳴・・・いえ、叫声が。(笑)

なんと、出迎えてくれたんです。

可愛らしい茶白の猫が・・・・私たちのところへ小走りにやってきたんです。

テンションが急激に上がり、動悸息切れ眩暈まで起こる始末。<けしてオーバーな表現ではありません

一匹ではないと解ったときの喜びは、言葉に表せない。

此処が猫雑貨の店かどうかなんて、リアル猫を目の前にすればどうでもいいこと。

よくよく看板を見ると、猫を保護している施設兼お店でした。

一人の女性が柔らかな物腰で出迎え、

「奥にもたくさん居ますからどうぞ。」

と優しく案内してくれました。

ええ、いきますとも!!

これがたとえぼったくりキャバクラでも行きますとも!!!

ふはああああ!!

猫、猫、猫。

猫臭が漂うほど、猫が・・・・・。

可愛い・・・・悶え死にしそうなほど可愛い。

飛びつきたい衝動に駆られるけれど、私はいい年をした大人。

ここは店長のお話も聞きつつ、興奮する心を押し殺そう。

背後では坊ちゃんが猫に触りまくろうとしていて、ママから「優しく!」と叱咤されているのも動画に収めたかったけれど、グッと我慢しました。

ようするに、このお店のオーナーさんは、色んな場所で怪我、病気、捨てられていた猫たちを引き取って、お世話をしているわけです。

なので、ここに居る仔たちは皆、何かしらの病や怪我を抱えているんですね。

病院に通って、持ち直している仔も多く居ますが、不治の病な猫ちゃんももちろん存在するんです。
(それでも一生懸命生きている)

どの仔も可愛くて、肉付きが良い。可愛がられている証拠ですね。

はあ・・・・幸せ。

一時間でも二時間でも楽しめる自信はありましたが、ヤブ蚊に刺され始めた頃(虫除けスプレー必須)から、
ちょい・・・・帰りたくなり、飛行機の時間を言い訳に、お店を後にしました。

ほんの少しだけ寄付を置いて、またいつか来るよ!と約束して。

そんなこんなで、石垣空港に無事到着。

レンタカーを返し、荷物を下ろせばこの状況。

え?業者?

DANAちゃんにはLINEで「アホちゃうん?」と呆れ返られましたが、私たちこれ、普通です。

空港内は快適。

まだまだ土産を探す私たちは、どれだけこの土地に未練を残しているのでしょうか。

ミルミル本舗のジェラート(旨い!)を挟みつつ、ようやくフライトの時間に。

優先搭乗のおかげでゆっくり写真を撮ることが出来ました。

こんな感じのシートピッチでございます。

石垣島から羽田までおよそ3時間。

途中、うつらうつら眠っていた所為か、行きよりも早く到着したように思います。

I村さん親子と別れ、私は小走りに「小松行きゲート(これが遠いんだ)」を目指します。

途中、軽く寿司を摘まんだりしながら。

独りになると、やはりちょっと寂しい。

そして、どっと疲れが押し寄せる。

この旅、最初っからハプニングだったけど、それでも三日間、フルに楽しんできました。

蒸し暑さに弱い私にしては頑張った。

まだまだ石垣島の魅力は知り尽くしていないけれど、その分、次に楽しみがあるから、またガイドブックを開き、妄想しようと思います。


帰りの小松便、ありがたいことに隣二席が空席でゆったり。

離陸した途端、眠ってました(笑)。


真っ暗な中、小松で待機していたマイカーに積み込んだお土産は段ボール二箱分。

もちろんそれ以上に多くの感動を、自宅に持ち帰ることが出来ました。

 

卯月の土産が以上。

こちら、青果屋さんのような並びっぷりがI村さんのお土産。

 

 

 

 

私信

DANAちゃ・・・もとい、鬼編集長殿。

こんな感じで、たっぷり楽しませていただきました。

正直、貴女の不在は痛かった。

何年か越しの楽しみだったのでね。

でも元気で居ればまたこういう機会を持てます。

それまで健康に生きましょう。

そして次回は、へべれけ?になるまで飲もうぜ!

もち、三人で!