加賀女あっちゃんの晴れときどき着物

石川県加賀市で呉服店を営むあっちゃんのブログ。
きもの、お茶、お筝、そして犬も登場。

あんたも好きねえ~

2010年12月04日 | 日々つれづれ
 拙ブログをご覧いただいている皆様、長いことお休みいたしまして失礼いたしました
 この暖秋、天気予報と毎日にらめっこし、その結果、体調不良にもかかわらず先月末にコート・ジャケット展を急遽企画したため、いろんなことが重なってぐったりでございました(おかげさまでこの時期は着付けのお仕事も忙しく、早朝着付けが相次ぎ、早寝を心がけたため、ブログはお休みすることに・・・)。


 で、その嵐も去り、着付け教室の皆様と、おととい・昨日と連続で、金沢大歌舞伎を観に行きました!
(車に乗れる人数と、おのおのの都合を鑑みたため二日に分かれたのであり、私以外のメンバーは二日間で異なります

 まあ、単に『着物で歌舞伎を観よう! そして美味しいもの食べて帰ろう!(←ここ重要)』という私の強引かつ勝手な企画に皆様が乗ってくださったわけなんですがそれぞれに楽しい一日となりました


 今回の金沢大歌舞伎、金沢歌劇座の改修に伴うこけら落としの公演で、中村勘三郎、中村勘太郎、中村七之助、そして坂東弥十郎、坂東亀蔵が脇を固めるという豪華な顔ぶれ。演目は中村家ゆかりの『棒しばり』、『仇ゆめ』でした


 一日目、私のいでたち、初日は大人しく小紋に長羽織でオーソドックスに。


 二日目は遊びっぽく、半襟も赤の鹿の子にし、紬に絞りの名古屋帯、もみの木の帯留めで。お天気も悪かったので、汚れても良いように柄足袋はいて行きました。


 教室の皆様とのお写真も、会場にいた元同期をつかまえ、撮ってもらったのですが、さすがに二日目にも顔を出すと、『あらっ? 今日も来たぜ~ 好きやね~』と言われてしまいましたわ


 今回の演目は非常にわかりやすく、また大変コミカルな面も多く、皆様ととても楽しいひとときを過ごすことができました。金沢にはいい劇場がたくさんあるので、ぜひこのような歌舞伎を恒例にしていただきたい・・・


 歌舞伎のときの客席には、お着物姿の方も多いですが、今回は片町を歩かないとなかなかお目にかかれない素敵な夜のお姉様方のお姿もあり、その方々の髪型に皆で驚きました。中には巨大な手綱こんにゃくが乗ったような髪形の方や、塩沢ときも真っ青の顔回り10センチくらいは盛ってる方も・・・
 でも、一生に一度でいいから、ちょっとあんな髪型して、思いっきり衿抜いて、しどけない風情になってみたいかも


 一日目は、終了後、ラ・ネネグースさんに行き美味しいフレンチをいただき、

 こちらは前菜。


 二日目は主計町の貴船さんでこれまた美味しい和食をいただき、

 こちらは八寸。

 とメタボ街道まっしぐらな私、自分で企画したこととはいえ、この年末のいろんなイベントが楽しみでもあり恐ろしくもあります
 年明けには、通販で妙なダイエット器具を買っていそうな予感・・・


 では、またマイペースで参りますので、ポチしておいてくださいませ!


 二日間、留守がちだったため、ペットボトルのふたをくわえて抗議のポーズのぺこ。ごはんも水もほとんど摂らず、ハンストしていたらしい・・・

 お詫びのために、今日わざわざ仕入れにぺこを乗っけ、帰りにドッグカフェでうまいものでも食べさせてあげようと連れていったら、すでに先月で閉店してました・・・
気まぐれ更新で申し訳ないですが、また応援のほどを・・・よろしくお願いいたします。
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