加賀女あっちゃんの晴れときどき着物

石川県加賀市で呉服店を営むあっちゃんのブログ。
きもの、お茶、お筝、そして犬も登場。

お茶会、そして祭りの相談

2010年06月16日 | 日々つれづれ
 今日は、緊張しつつも楽しみにしていた、社中のお茶会でした!



 夜中も雨が降り続いていたので心配していたのですが、朝は雨も上がり、蒸し暑くも風のある日となり、露地が涼しく心地よかったです



 私のいでたちはこちら。灰色がかった水色の小紋に、椿の刺繍の夏帯で。夏椿なのかなあ。古い帯で、前幅が普通幅のため、一巻き目と二巻き目はずらして巻き、帯揚げも多めに出してみました(でかい女なので、普通の幅だと貧弱に見えるのです)。


 帯締め・帯揚げは、季節柄、青系統を考えていましたが、あまりに寂しげに見えるので、急遽辛子系を使用しました。この手の帯締めは、夏ものでも、組み方がしっかりしているので結びやすいです


 今回はお詰だった私。もちろん、仕事がすべて頭に入っているはずもなく、手作りのカンニングペーパーを帯の間に忍ばせての席入りです。(←あんまりでかい声ではいえないけど



 こちらは、懐石のお料理。社中には、心強いプロの料理人さんも習いに来られているのですが、今日はお水屋で腕をふるって下さいました。プロのお料理いただけるなんて、なんて贅沢~。お菓子屋さんも自ら主菓子を作ってくださいました(お料理の写真撮影も担当。ありがとうございました


向付:鯛昆布〆 煎酒
汁:蓮根 合わせ味噌仕立 辛子


煮物椀:牡丹鱧 枝豆 木の芽


焼物:赤鰈塩焼き 蓼酢


預け鉢:がんも 五三竹 蕗


預け鉢2:隠元ピーナッツ和え


箸洗い(小吸物):もずく 針生姜(生姜、どうやって切ったらこんなに細くなるん!)


八寸:鮑やわらか煮 小茄子どぼ漬


香の物:沢庵 胡瓜 小蕪



 主菓子:紫陽花(御菓子司丸福・この後、縁高に盛りました)


 干菓子:雪花糖(行松旭松堂) もうひとつは忘れました


 懐石もさることながら、先生の心づくしのお道具やお花、しつらえとも非常に素敵で、素晴らしいお茶会でした


 終了後、記念撮影

 お水屋方も入っての写真。皆様、本当にありがとうございました


 今回はお客に一人、お点前にお二人男性が入られ、女ばかりのときも珍しくない中、とても新鮮でした。男性がお茶をされる姿はいいものです。もともとは男の方が主導だったものですから、もっとお茶に興味を持つ男性が増えるといいなと思います



 夜は、商店街の販促委員会の打ち合わせ。山代温泉通り商店街、今年はちょっと違った夏祭りを企画しております。祭りはまず、自分たちも楽しもう!といろいろアイデアを練っておりますのでお楽しみに


 一緒に委員会に出席したぺこ(寂しがるので連れてきました)。

 皆さんなんのお話ですか~

 N氏に写メされ中。

 男の人苦手、帰りたい~

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