さて、かなりかなり日があいてしまいましたが、修善寺編のつづきでございます。
ちなみに、タイトルの『孝行か虐待か』というのは、この旅行は犬孝行のつもりでしたが、普段歩かない座敷犬を歩かせすぎ、なんと2日目になって、足裏から出血しまして(なんとやわな足の裏~)自分たちの自己満足で、結局は虐待になったのかも・・・という思いからつけたものです。まだるっこしい言い訳だわね。
ちなみに出血した理由は、うちの犬は普段は庭の苔の上で遊んでおり、アスファルトに慣れていなかったためと思われます。
車窓より、行きかう人々を観察するぺこ。
さて、修善寺の旅館ですが、伊豆会席料理といわれるお料理が圧巻でございました。
せっかくなので内容を頑張って書いてみました。
先付け: 桜豆富茶巾 巻海老 雲丹 エリンギ 天豆 花弁百合根
食前酒は梅酒でした。
前菜: 子持ち昆布土佐びたし 鯛子煮凝り 蛤木の芽田楽 梅型長芋 鮭小川巻 鰻蓮根蒲鉾(私は鰻が苦手なのでホニャララ茶巾になってました)鴨月冠
左上の行灯は、大根をかつらむきしたものに蝋燭を入れたもの。
先椀: 天豆摺流し 春小鯛帆立はんぺん 蕨 白魚梅衣
造里: 海まかせ 波まかせ 伊豆の幸いろいろ
焼皿: 鰆菜種焼 芹 酢取生姜 からすみ 葉唐辛子
蒸皿:春小蕪宝蒸し 巻海老 甘鯛 姫竹 たらの芽 海老餡
志のぎ:黒米鴨そば 蕨 白髪葱 沢煮餡
揚物: 小柱精薯駿河揚 平湯葉紀州揚 青唐 エシャロット黄味衣
酢の物:平目昆布〆砧巻 蟹 サーモン バラフ のし梅 苺酢
煮物:蓮根博多饅頭 新竹の子ふくめ煮 白菜牡丹巻 ミニ陸蓮根 桜麩
注:写真は器のみです
食事:竹の子御飯
留椀:赤出汁仕立 なめこ 三つ葉 豆富
香の物:三種盛り
水菓子:季節の実
甘味:小倉豆乳ゼリー 抹茶クリーム
お刺身は、日本海の海の幸が上回ったかと思いますが(でもボリュームは凄かった)、お料理はすべて大変工夫が凝らされており、素材の味を上手に引き出した非常に美味しい品々でした。
お料理が一品づつ運ばれてくる間、ぺこはずーっとマイバッグに入ったままで、仲居さんが出て行かれるとバッグから出て料理の匂いをかいで確かめ、またバッグに戻って待つ、という繰り返しでした(約10回)・・・
朝もまた手のかけた品々が数多く出され、美味しくいただきました。
その後は、散策しつつ、紙切りのお店で似顔絵紙切りをしていただいたりと修善寺を満喫。
修善寺の駅前で販売されているあじ寿司も忘れず購入。
修善寺の名物は?と尋ねましたら、わさび、しいたけ、だそうで、その助言をもとにお土産をゲット。さらに、街なかで椎茸専門店を見つけました。
つづらの大きさ、数の多さが老舗っぽさをかもし出しています。椎茸一本の商売ってすごいわあ。
地元の『どんこ椎茸』の干したものを購入。これから、ちらし寿司や、冷やし中華の具として活躍してくれそうです。
犬を連れての旅行、伊豆方面はいいお泊りどころがたくさんあり、クセになってしまいそうです。加賀温泉でも、専門の旅館ができるといいな、なんて勝手に期待する私なのでした。
以上、大変大変遅くなりました修善寺完結編でございました・・・いかに食い物の話題ばかりだったか、あきれた方もいらっしゃったのでは・・・
旅館併設のドッグランにて、走らず固まりっぱなしのぺこ。
いぬばか全開な内容ですみません、最後までお読みいただきありがとうございました!
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