うたのっこ     

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                                         Moutains Mama

森林について

2009-02-16 22:14:01 | 風景
最近森林について気になっていました。
僕の田舎の周りの山には檜が造林されているのですが,
間伐したり枝打ちが目につくようになりました。
この間からも裏山で間伐が行われました。
間伐でも切りっ放しの場合と間伐材として市場に出す場合があるようです。
どうしてかな~と疑問に思っていました。
そこで皆さんもご存知の森林税のことが頭に浮かんで来たので,
県の地産課造林班に問い合わせをして次の事が分かりました。

植林をして大きくなり伐採して製品となって使用されるまでの過程で補助が出ます。
補助は国,県の財源の中から出ます。
森林税はこの財源の中に含まれます。
補助申請は県民局(旧振興局)に提出します。
森林組合も取次ぎを行うそうです。

で,補助の内容ですが0.1h(0.1ヘクタール=1反)以上が対象。
1:植林を行うとき。
2:植えてから5年間下草刈などの管理を行うとき。
3:間伐(間引き)のとき。
① 間引きで間引き放しのとき
②間引き材を山出しして製品利用する。
②は①の約2.5倍程度の補助金額となる。
②はまとまった量が必要ですね。
なので間引きの後の処理に違いがあることが分かりました。
注:それぞれの補助金額を聞きましたがここでは書きません。

森林税は以上の補助に使われる外,林業従事者育成,
県産材をある一定以上の柱,土台などの構造材に使用する建築物への補助など
に使用されるとのことでした。

なるほどこうやって生活の営みの中で見えてくると,より実感が沸いてきますね。

今,毎日ラジオでも聞かれます。
美しい森つくり 「フォレストサポーターズ」
フォトコンテストもあるようです。

最後に僕が今思っていること。
僕の田舎だけの事を書けば広葉樹林と針葉樹林のバランスは今位が丁度良く,
田んぼが,畑が,山(広葉樹林)は放っておくと荒れるからという理由で,
これ以上の針葉樹の植林はしない方が良いと思っています。
子供の頃はどこに行っても山道があり冒険心で遊んでいたことを思い出しました。

写真は間伐した木出しの一場面。
トラックが入らない間伐地からこの場所まではキャタピラ運搬機で運びます。

読コンの発表が今日の新聞であり,その評の中で社会現象に目を向けて欲しいとありました。
間伐,木出しのシーンを美しく撮る。
日曜日チャンスがあったのですが残念ながら農作業のためカメラに収めることはできませんでした。










コメント
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