スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

天然コケッコー

2009年02月13日 16時03分03秒 | Weblog






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スタッフ

監督:山下敦弘/脚本:渡辺あや/撮影:近藤龍人/
照明:藤井勇/編集:宮島竜治/音楽:Rei harakami

主題歌:くるり「言葉はさんかく こころは四角」

プロデューサー:小川真司、根岸洋之


右田そよ:夏帆/大沢広海:岡田将生/

田浦伊吹:柳英里沙/山辺篤子:藤村聖子/右田浩太朗:森下翔梧/
田浦カツ代:本間るい/田浦早知子:宮澤砂耶/
右田以東子:夏川結衣/右田一将:佐藤浩市/
篤子父:斉藤暁/シゲちゃん:廣末哲万
松田先生:黒田大輔/美都子:大内まり/田浦のじっちゃん:田代忠雄 ほか

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くらもちふさこさん原作という事で、楽しみにしておりました。


この「天然コケッコー」は未読でしたけれど、

期待を裏切らない、心が「ほあっ」とする映画でした



島根県で撮影されたというのどかな田園や海などの

自然あふれる映像が、とても美しい!



そうして、やはり子供等の存在が、

この映画を活き活きと、素晴らしいものに

したのだなぁと思います。



登場人物が比較的多いのにもかかわらず

特に主要人物のエピソードが上手く表現されていて

原作を読んでいなくても、それぞれの個性が伝わってきました。



思春期の複雑な心の動きも共感でき、

タイムスリップして、こんな学生時代を

送れたらなぁ…と思うくらいでした。


主人公の二人もとても好感がもてましたし

脇を固める夏川結衣さん、佐藤浩市さんの

安心できる懐の大きな演技が

この映画をしっかりと支えているのだなぁ、と思えました。


そして素晴らしきラストシーン!


恋に恋しているまだ若き主人公「そよ」が

中学卒業現在、本当に心の底から愛しているのは

小学から中学までを過ごした「学び舎」であり

思い出がいっぱいつまった「教室」そのものである事が

素晴らしい演出によって表現されていました

(…あるいは、くらもちさんの原作にこういうカットがあるのでしょうね…)



そして、エンディングで

くるりの「言葉はさんかく こころは四角」が 流れてくる、

なんとも、なんとも心ニクイさわやかな演出でした


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