エレファントカシマシ in C.C.Lemonホール
2008年5月3日
ソールドアウトで当日券も出なかったのだろうか、
「チケットを売って下さい」というカードを
持っているファンもちらほら見かけた、スタオバツアー最終日。
ライヴレポやセトリは既出と思われるので
レポというより、この記事は日記感覚で書くとしよう。
私は1階席の少し後ろの方でしたが
バンド全体をじっくり見渡せました。
セトリは今回ツアー全体とほぼ同じ。
ただ「桜の花~」を歌った後、宮本が
急遽、曲目変更をメンバーに指示していたようでした。
その曲が「花男」札幌でもすごく盛り上がったもんね。
そして「俺明日」
ホールの客電、全部ついた
アンコールは
「流れ星のような人生」
「まぬけなジョニー」
「ソーメニーピープル」
黒ジャケは「ガスト」でやっと脱いだ。
札幌では3曲目に脱いで白シャツに。
札幌はモッシュの渦中にいたので、トランス状態のまま終わった感じ。
なので今回はホールなのでじっくり聴き入ってみた。
ん~、場所も違うし、自分の状態も違うので
今回はバラードが胸にじ~んときた。
これがライヴの醍醐味だよね。
一度として同じ感覚、同じ状態っていう事は、無いんだもの。
「俺明日」では、私の前方の席の年配の女性が
泣いていたようだった。
宮本の歌は、いろんな苦労をなさった方や、
人生経験が豊富な年配の方達の心にも、
何かしら感動を呼ぶものがあるんだろう。
歌にもだけど、その女性の姿を見て、私もなぜかもらい泣きした。
なかでも、この日は私にとっては
「リッスントゥザミュージック」が格別良かった。
こういう素直な必殺曲も、まだまだたくさん作れるんだろう…恐るべき人だ。
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井の頭公園
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井の頭公園の看板
(歌詞の中に出てくるので、スタジオジブリによった帰りに撮りました。
宮本、ここでデートしたのか…。ちぇっ。
)
「笑顔の未来へ」でのMCで
「泣かれると、困っちゃうよなぁ、男でも女でも…。
どうしていいか、わかんなくなる…みんな、そうだろう?」
みたいな事言ってたけど…。
ん~???それは男の人の感覚でしょうねえ~。
きっと、涙は女にとって、最終手段の武器なんだろう。
でも私はそれを人前で使ったためしがないな~。
はいはい、どうせ可愛げがない女ですよぉ~だ。
泣くときは独りで泣くんだよぉ~、バカヤロー!
と、一瞬、素に戻ってしまい
「笑顔の未来へ」でみやじに涙の武器を使った女性を
うらやましく思ったりもした。
「こうして部屋で~」
の前の、へビィめのカッコいい曲。
札幌の時より、じっくり聴けた。
新聞の山~、本の山~」「独り暮らしの部屋~」とか
「ローリングストーンズ、ドアーズ、ボブ・ディラン、ツェッペリン」
とか、そういう歌詞。
歌詞のとおりドアーズとかツェッペリン風のサウンドだった。
この曲だったかな(それともスタオバかフライヤーだったかも)
宮本のギターソロ、ガンガンアームを使ったご機嫌なフレーズ。
こういうの、もっとやってほしい。
「風」で、モニターの音量が大きすぎるので
最初、手を何度か下げてスタッフに合図していたが
何を「下げる」指示をしているのか、スタッフも対応できず
宮本も途中でストップ。
再度最初から歌いなおす。
照明が暗すぎて宮本の歌っている顔が見えなかったのが残念。
石君のシンセギター、そしてヒラマくんのスライドギター、
蔦谷くんのキーボードが入っての「風」。
フライヤーだったか、今までの石君とのギターの掛け合いだけではなく
蔦谷君のキーボードとの掛け合いもこれまた宮本が楽しげ。
そういやぁ、メンバー紹介の時にも蔦谷君には特別「好きです!」
って言ってたなぁ、宮本…
ヒラマくんとのギターの掛け合いもあり、バンド全体としての
ふくよかさが増した、良いライヴでした。
また何か思い出したら追加します。
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CCレモン近くの代々木公園では何か催し物があってたくさんのひとだかり。
花びらで作ったアート(なんていう名前か忘れました…)等も綺麗でした。