THE PHANTOM OF THE OPERA
スタッフ
制作・作曲・脚本 アンドリュー・ロイド=ウエバー/ 監督・脚本ジョエル・シュマッカー/ 美術アンソニー・プラット/ 衣装・アレキサンドラ・バーン
キャスト
「ファントム」ジェラルド・バトラー/「クリスティーヌ」エミー・ロッサム/ 「ラウル」パトリック・ウイルソン/ 「マダム・ジリー」ミランダ・リチャードソン/ 「カルロッタ」ミニー・トライヴァー/ 「フィルマン」シアラン・ハインズ/ 「アンドレ」サイモン・カロウ
*******フロッピーのひとくちコメント***********
全世界で上演されているミュージカル「オペラ座の怪人」ロイド=ウエバー版の待望の映画化。ああ、あの夢のような舞台をどのように再現してくれるのだろうか...。
そして...映画は期待を裏切らなかった。
すべてのキャスティングがイメージどおり。とりわけエミー・ロッサムは、これまで舞台で観たどのクリスティーヌよりもイメージに近かった。そして...ロンドンオリジナルキャストのサラ・ブライトマンよりも...(ごめんなさい、サラ)。容姿も演技も唄も若干17歳で申し分なし!これまでドミンゴやパバロッティと共演してきたという彼女。今後の活躍を、ファントムさながら応援したくなってしまうほどだ。
ファントムのジェラルド・バトラーも情熱あふれるファントムを好演。以前ロイド=ウエバーの前で「アントニオ・バンデラス」が魅力的なファントムの歌声を披露していたシーンを観た事があるが、バトラーも、かのバンデラスを彷佛とさせるセクシーなファントム像を観客にアピ-ルする事に成功した。
これまでにない「たよりがいのあるラウル像」を演じてくれたのがパトリック・ウイルソン。ただのおぼっちゃん...という印象だったラウルが、「戦うおぼっちゃん」として、たくましいラウルに。エミー・ロッサム同様ブロードウエイ出身のパトリックの歌声もお聞き逃しなく!!
マダム・ジリー、メグ・ジリーもまさにイメージそのもの!ハリウッド恐るべし!
カルロッタ役のミニー・トライヴァーは私が注目していたお馴染みの個性派女優。今回も彼女のコケティッシュな演技に思わず笑ってしまったが、カルロッタ役としては、あともう少し年齢が必要なのだろうか...と感じた。非常にキュートでかわいいカルロッタ像を演じてくれた。エンディングで流れる歌声は唯一カルロッタだけふきかえになってしまった為、ロイド=ウエバーがミニーの為に書き下ろしたもの。
CG、美術、セット、どれも豪華で素敵。スワロフスキー社製のシャンデリア落下シーンも圧巻。全世界公開のこの映画中「マスカレード」の振付けが、扇子を持ち、日本舞踊を意識したものだった事に感動!!
スタッフ
制作・作曲・脚本 アンドリュー・ロイド=ウエバー/ 監督・脚本ジョエル・シュマッカー/ 美術アンソニー・プラット/ 衣装・アレキサンドラ・バーン
キャスト
「ファントム」ジェラルド・バトラー/「クリスティーヌ」エミー・ロッサム/ 「ラウル」パトリック・ウイルソン/ 「マダム・ジリー」ミランダ・リチャードソン/ 「カルロッタ」ミニー・トライヴァー/ 「フィルマン」シアラン・ハインズ/ 「アンドレ」サイモン・カロウ
*******フロッピーのひとくちコメント***********
全世界で上演されているミュージカル「オペラ座の怪人」ロイド=ウエバー版の待望の映画化。ああ、あの夢のような舞台をどのように再現してくれるのだろうか...。
そして...映画は期待を裏切らなかった。
すべてのキャスティングがイメージどおり。とりわけエミー・ロッサムは、これまで舞台で観たどのクリスティーヌよりもイメージに近かった。そして...ロンドンオリジナルキャストのサラ・ブライトマンよりも...(ごめんなさい、サラ)。容姿も演技も唄も若干17歳で申し分なし!これまでドミンゴやパバロッティと共演してきたという彼女。今後の活躍を、ファントムさながら応援したくなってしまうほどだ。
ファントムのジェラルド・バトラーも情熱あふれるファントムを好演。以前ロイド=ウエバーの前で「アントニオ・バンデラス」が魅力的なファントムの歌声を披露していたシーンを観た事があるが、バトラーも、かのバンデラスを彷佛とさせるセクシーなファントム像を観客にアピ-ルする事に成功した。
これまでにない「たよりがいのあるラウル像」を演じてくれたのがパトリック・ウイルソン。ただのおぼっちゃん...という印象だったラウルが、「戦うおぼっちゃん」として、たくましいラウルに。エミー・ロッサム同様ブロードウエイ出身のパトリックの歌声もお聞き逃しなく!!
マダム・ジリー、メグ・ジリーもまさにイメージそのもの!ハリウッド恐るべし!
カルロッタ役のミニー・トライヴァーは私が注目していたお馴染みの個性派女優。今回も彼女のコケティッシュな演技に思わず笑ってしまったが、カルロッタ役としては、あともう少し年齢が必要なのだろうか...と感じた。非常にキュートでかわいいカルロッタ像を演じてくれた。エンディングで流れる歌声は唯一カルロッタだけふきかえになってしまった為、ロイド=ウエバーがミニーの為に書き下ろしたもの。
CG、美術、セット、どれも豪華で素敵。スワロフスキー社製のシャンデリア落下シーンも圧巻。全世界公開のこの映画中「マスカレード」の振付けが、扇子を持ち、日本舞踊を意識したものだった事に感動!!