スクリーンに恋をして&ライヴレポ

エレカシファンです。しばらく更新できず、すみません。

ライジングサン2008 in EZO 8/16 その4

2008年10月25日 16時46分27秒 | Weblog




サンステージの「椎名林檎」ちゃん。

前日の「東京事変」も見たかったなぁ…。



なんとステージには弦のカルテットにグランドピアノ。

白いスーツ姿のきりりとした林檎ちゃんが厳かに現れました。

このセッティング、雨だったらヤバイ、楽器が湿気てもったいない所でしたが

この日は晴れていたので、良かった良かったと、

勝手に楽器の心配までしてしまいました…


ステージ横のハイビジョン画面に、ステージの様子と

歌詞の字幕が表示されていました。

ピアノ弾き語りできっちり、しっとりと唄ってらっしゃいました。

なんとも大人っぽいステージでしたねぇ

  


恒例の花火ですが、10回目記念という事でしょうか

いつもよりたくさん打ちあがったように思えました。





…花火は大好きだけど、終わってしまう瞬間に

たまらなく寂しくなります…


そうして、レッドステージ「EGO-WRAPPIN’」へ。

…いやぁ、これが最高良かったですよっっっ


私が勝手に決めたライジング2008年、ベストアクト賞は
EGO-WRAPPIN’でした!!!

(もしエレファントカシマシが来てたら
もちろんベストアクトはエレカシなんですけどね…

うう…なんて良い声、良いリズムなんだぁ~!!!

めちゃめちゃ良かった。堪能した。
よっちゃん大好き!最高!!!

「ベストラッピン1996-2008」

期間限定動画配信中→ 「GO ACTION」

懐かしい「色彩のブルース」「くちばしにチェリー」等の映像配信はこちらで見る事ができます。




エゴで燃え尽き、まだまだ見たい、EZOはこれからが本当のEZO…

なんですけれど、自宅組は帰らにゃならない…。


後ろ髪引かれながら、帰りのゲートをくぐったのでした…。


また会おう、EZO。また昇れ、必ず昇れよ!ライジングサン!



ライジングサン2008 in EZO 8/16 その3

2008年10月25日 15時34分08秒 | Weblog
          


またしても、のろまな亀さんレポ。記憶が薄れつつあります


前回「その2」の私は、しぶしぶ銀杏を途中で抜け出し
ボヘミアンへ向かっていたのだったなぁ…。


EZO経験者の方なら察して下さると思いますが
アースからボヘミアンて、もっすごいキツイですが
道中を楽しみつつ、どこまでも歩きます。





携帯画像なので粗くてわかりにくいのですが、蜜蝋キャンドルも綺麗でした。


やっとボヘミアンに到着。

我らが北海道が誇るアイヌのロックバンド「OKI BAND」の演奏の真っ最中でした。

めっちゃ良い雰囲気で、アイヌの弦楽器「トンコリ」の調べを聴きながら
みんな気持ち良さそうに踊ってました。
もちろん私も。

OKI BANDさんは北海道の大自然の中で繰り広げられる、
このEZOのステージにぴったりっしょ。


そして、重なっていた「ベンジー」をあきらめて、
「佐藤タイジ」さんフルステージ制覇!


タイジさん、セッティングもチェックも、必ずご自分でなさるので

もうサウンドチェックの時からライブが始まっているようで楽しいのです

サポートメンバーは、ベースにウエノコウジさん、ドラムに笹岡さんでした。


前回書いたようにタイジさんのニューアルバムを買って聴いていたので、
めっちゃテンションあがりました


あのPVと同じように一人バスドラにギター弾きながら唄ってくれました!!!
す、すごい…器用すぎる…

あのカーペットもちゃんと轢いてましたよ。


「ソノラ砂漠のドレッドライダー」や「銀の鳥」唄ってくれました。

タイジのギターはホント快活で楽しいギターだ。

会場もめっちゃ盛り上がりました。



…今年はタイジさん、いろいろあったせいか、


「…俺はホント、このライジングに甘やかされちゃって…

何度ライジングのステージに、ライジングのみんなに助けられた事か…」

みたいな事をちょっと涙目で語ってた…。




いやぁ、そう言われて嬉しくない「どさんこ」がいましょうか???

もう、何度でも何度でも、来ればいいっしょぉ~~~!!!

待ってるべさ!という気持ちになっちゃいますよね

それが「どさんこ魂」ってもんです


タイジで燃え尽きた感がありましたが
今度は椎名林檎ちゃんを見に行かねば…。

かくしてまたボヘミアンを後にサンステージを
目指して歩くのでございます…。






つづくよ~

宮沢和史 寄り道 札幌~旭川

2008年10月23日 17時47分59秒 | Weblog
エレファントカシマシのJCBホールワンマンライブ、
エレカシ&泉谷しげる&チャボの「野郎共の競宴」も
すごく良かったみたいですね…行きたかったな…くすん


まあ、一人でイジケていてもしょうがない。
ここは遠く離れた北海道だべさ。


みやじ風に言えば「色とりどりの心のグラデーション」とでも言いますか…

今回は宮沢和史さんの「寄り道」ライブへ行ってきました。



10月3日 札幌サンプラザホール


公式ブログで札幌ライブの様子が掲載されています。


客席とステージがけっこう近く感じられ、しん、と
静まり返った緊張感の中、「イパネマの娘」の弾き語り。
ガットギターの音がまろやかに響き渡りました。

この曲、本当に雰囲気があって奥が深い曲ですよね。

上手く表現できませんが「押し」ではなく「引き」の美学。
足し算ではなく引き算で見えてくる世界です。

ラテン語の唄を数曲、しっかりと唄われていました。

あと「青いイナズマ」をカヴァーして唄ってくれました。

実はこの曲をあまりちゃんと聴いた事がなかったのですが
なんと、まあ大人っぽい歌詞だったのですね…。

いや、まったく別の曲に聞こえました。

旭川でも披露して下さいましたが私「げっちゅー」の部分さえ
知らなくて、「げっちゅー」って何の話だろう??って
思ったくらい、元唄をちゃんと聴いてなかったんですよね。

宮沢さんバージョンは、ちょっと鳥肌モノでした。

絢香の「三日月」もカヴァーして唄ってましたね。

これもちゃんと元唄を知らなかったので
じっくり聴けて良かったです。


あとはブラジルの話、アマゾンの話、
北海道稚内在住で亡くなってしまったご友人の話…。

この人、本当に人生を真面目に生きてる人だなぁ…と思いました。


良き旦那様、良きお父さんであるに違いない…

数編の詩の朗読…旭川では読まなかったのは
「ぱんぱかぱん」という言葉を使った詩だったかな…。

音感をくすぐるような言葉遊びの詩も多いミヤです。




10月5日 旭川島田音楽堂


公式ブログで旭川ライブの様子が掲載されています。




もともと牛舎だった所を改装して、内部を白塗りにし
教会風に仕上げた音楽堂でした。


ココは絶対に音が良いに違いない。
そんで宮沢さんもココが好きに違いない…。

そしたらやっぱりMCで「ここに住み込んで暮らしたい」
みたいな事をおっしゃってましたね…

天窓から漏れる自然光も良かったし
音も思ったとおり良かった。
アコースティックギターと声がちょうど良く溶け合う感じ。

この日の宮沢さんは、だんぜん札幌よりもノッてたと思います。


アンコールで島唄を歌ってくれたましたね…。
いつもちゃんと唄って下さいますが、
この日は特に気持ち、入ってたように感じました。

楽曲の持つ力、本人の意思とコンディション、
全てが揃うと、やっぱりちょっと何かすごいパワーになるなぁと…。


この日の「島唄」を聴けただけでも旭川へ行った甲斐がありました。

いつも仕事でストレスばかりなのですが
この日はなんか…素直で綺麗な心になれた。

素直に、ありがとう。

宮沢さんも自分のギター達のヘッドを
一本ずつ「良い子、良い子」みたいに
なでなでしてから、去っていかれました…。





島田音楽堂の周辺。山なので何もありません。
しきりに「釣り」をしたいと言っていた宮沢さん。
誰か熊に食べられないような、良い所を教えてあげて下さい

富士に太陽ちゃんとある エレファントカシマシ

2008年10月11日 09時45分02秒 | Weblog
札幌タワレコでは「新しい季節へキミと」を
先週私がCDを買いに行った時点では10位にしてくれていた。



先日の某放送で「待つ男」が流れた…。





やっぱ、あんた、カッコイイよ…。



『ちょっと見てみろこの俺を
何にも知らないんだ この俺は


~略~

おまえ こういう男をわらえるか


~略~


ガタガタと そりゃ ふれまわる
とくいの高慢ちきで

そういうやつらに俺は言う

きさまに人が信じらりょか


~略~

そら ちょっと見りゃ
富士に太陽ちゃんとある』



ヤバイ、歌詞打ってて、泣けてきた…



やっぱり、男、宮本は、ちゃんとそこにいてくれた


そりゃあ、ちょっと遠くには感じるけれど

見上げれば、あんた、ちゃんと そこにいる


ちゃんと、いる




ライブ版の「新しい季節とキミへ」は好きだ。


そんで、やっぱり私はギターを持つ宮本が好きなんだ。


カップリング曲のIt's my life も良いなぁ。


「精神暗黒街」とか「情熱の揺れるまなざし」とか思い出した。
あとはビートルズとストーンズと「ジョニー」と「さよパ」を混ぜたような印象。



宮本節で歌詞も明るい。


この人、今はやっぱり良い感じなんだろうなぁ。


良くも悪くも自分の感情に素直な人だなぁ。



It's my lifeの印象的なオルガンサウンドは、

キーボードを蔦谷さんではなく

板倉真一さんという人にサポートしてもらっているようだ。

板倉さんは難波弘之さん関連の人らしい。

懐かしいな、難波さんて…。


野音のDVDは本当に良すぎて行けなかった私には涙モノでした…。
ありがとう、ありがとう。

こんなにDVDがついて1,800円て、お得です!



ユニバ公式でブログパーツを配布していました!
さっそく貼ってみました!






緒形拳さん

2008年10月08日 16時56分55秒 | Weblog




いなくなって気がついた…ごめんなさい…

悲しいです…








ご自身の特長を象徴するものとして「手かなぁ」と答えたところから

拳(こぶし)→けん、という芸名になったらしいですね…。


気のせいか、手の表現や、瞬間的なショットの雰囲気が
我らがエレファントカシマシ 宮本さんにも、少し似ているような気がします…。

(異論のある方、すみません。主観です。)






父のような年齢だけど、最期まで格好良かったです…

「男」の哲学なのでしょう。


格好良すぎですね…






貴方の最後の作品を、しっかりと見なくてはいけませんねえ…


富良野の風景の中…

私は泣かずに見届けられるのかな。