以前にもこのblogで書きました、ローレライを観てきました。
公式HPはこちらです。
原作:福井晴敏「終戦のローレライ」講談社
監督:樋口真嗣
制作:亀山千広/脚本:鈴木 智/企画協力:中島 かずき/画コンテ:庵野 秀明ほか
キャスト:役所 広司/妻夫木 聡/柳葉 敏郎/香椎 由宇/佐藤 隆太/ピエール瀧/鶴見 辰吾/伊武 雅刀/堤 真一/上川 隆也ほか
主題歌:モーツアルトの子守歌(ヘイリー)
※フロッピーのひとくちコメント
あまり情報を集めずに観たので、思っていたよりもライト感覚...世代的には中学生から観る事ができる映画でした。
これは私と同じガンダム世代が造りあげた、映画版ガンダム、そして...ヤマト??(注:私自身はあの有名なアニメ「宇宙船艦ヤマト」を見ておりません。ガンダムは見ております。)あのアニメチックな世界だったのです。
リアルな潜水艦映画をイメージしていたので、最初はちょっと驚きましたが、そういうファンタジックSFストーリーなのだ...と理解して観るようにすると、楽しめました。
樋口真嗣監督が大まかなプロットを作成し、福井晴敏氏に原作「終戦のローレライ」を、劇団☆新感線の作家である中島かずき氏にシナリオを依頼し、同時に進行して3年間の時を費やし、造り上げた、という実に情熱のこもった作品。
ファンタジックでありながら、潜水艦内部セットはとことんリアルに造ってあり、臨場感あふれる画に。海洋対戦も特撮効果で、あまり違和感なく観る事ができました。
役所広司さんの艦長や、悪役ながら三島由紀夫を連想させた堤真一さん等のキャスティングには満足しました。
佐藤隆太さん、ピエール瀧さんらもおいしい役柄でしたね。妻夫木聡さんはガンダムのアムロさながら、この戦争を通してぐんと成長していく様子が描かれていて、あの純粋そうな瞳は、そういった役にはぴったりかもしれませんね。
香椎由宇さんはコスチュームも似合い、異国の血が入った人物として適役だったと思うのですが、大事な「ローレライ」を象徴する歌声がヘイリーに吹き替えになる場面の違和感が、どうしても拭えませんでした。
音効として全体に流れていたBGMも、気分を高揚させる意味では良かったのですが...無くてもいいかな...というシーンがあった事は事実...。それこそ、ちょっとアニメっぽい音効に...ま、でもマニアにはそれがたまらないのかも???
ちゃっかり富野由悠季監督が特別出演なさっていたのもご愛嬌!!(富野由悠季監督=
機動戦士ガンダム、機動戦士Ζガンダム、機動戦士ガンダムΖΖ、伝説巨神イデオンなどのアニメ監督です...御存知の方...私同様、そうとうなオタクですねっ)
そして、去る2月に急逝された岡本喜八監督への樋口真嗣監督の熱い想いを知りました。
公式HPはこちらです。
原作:福井晴敏「終戦のローレライ」講談社
監督:樋口真嗣
制作:亀山千広/脚本:鈴木 智/企画協力:中島 かずき/画コンテ:庵野 秀明ほか
キャスト:役所 広司/妻夫木 聡/柳葉 敏郎/香椎 由宇/佐藤 隆太/ピエール瀧/鶴見 辰吾/伊武 雅刀/堤 真一/上川 隆也ほか
主題歌:モーツアルトの子守歌(ヘイリー)
※フロッピーのひとくちコメント
あまり情報を集めずに観たので、思っていたよりもライト感覚...世代的には中学生から観る事ができる映画でした。
これは私と同じガンダム世代が造りあげた、映画版ガンダム、そして...ヤマト??(注:私自身はあの有名なアニメ「宇宙船艦ヤマト」を見ておりません。ガンダムは見ております。)あのアニメチックな世界だったのです。
リアルな潜水艦映画をイメージしていたので、最初はちょっと驚きましたが、そういうファンタジックSFストーリーなのだ...と理解して観るようにすると、楽しめました。
樋口真嗣監督が大まかなプロットを作成し、福井晴敏氏に原作「終戦のローレライ」を、劇団☆新感線の作家である中島かずき氏にシナリオを依頼し、同時に進行して3年間の時を費やし、造り上げた、という実に情熱のこもった作品。
ファンタジックでありながら、潜水艦内部セットはとことんリアルに造ってあり、臨場感あふれる画に。海洋対戦も特撮効果で、あまり違和感なく観る事ができました。
役所広司さんの艦長や、悪役ながら三島由紀夫を連想させた堤真一さん等のキャスティングには満足しました。
佐藤隆太さん、ピエール瀧さんらもおいしい役柄でしたね。妻夫木聡さんはガンダムのアムロさながら、この戦争を通してぐんと成長していく様子が描かれていて、あの純粋そうな瞳は、そういった役にはぴったりかもしれませんね。
香椎由宇さんはコスチュームも似合い、異国の血が入った人物として適役だったと思うのですが、大事な「ローレライ」を象徴する歌声がヘイリーに吹き替えになる場面の違和感が、どうしても拭えませんでした。
音効として全体に流れていたBGMも、気分を高揚させる意味では良かったのですが...無くてもいいかな...というシーンがあった事は事実...。それこそ、ちょっとアニメっぽい音効に...ま、でもマニアにはそれがたまらないのかも???
ちゃっかり富野由悠季監督が特別出演なさっていたのもご愛嬌!!(富野由悠季監督=
機動戦士ガンダム、機動戦士Ζガンダム、機動戦士ガンダムΖΖ、伝説巨神イデオンなどのアニメ監督です...御存知の方...私同様、そうとうなオタクですねっ)
そして、去る2月に急逝された岡本喜八監督への樋口真嗣監督の熱い想いを知りました。