乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

今日は3月11日             『通し狂言 加賀見山旧錦絵』

2014-03-11 | TVで 歌舞伎・能楽
  (イスタンブールのパン屋さん)



  『通し狂言 加賀見山旧錦絵』(前編/後編)<序幕・二幕目><三幕目・大詰>


 <三幕目・大詰>の後に<序幕・二幕目>を見る。
 通し狂言を順番を変えて見ると新しい発見があったり、今まで気づかなかった見た違った部分がクローズアップされて感じられ、それもまた良し。


 弥生三。花満開の春のなか、岩藤曰く、
「泣いていた蛙(かわず)もみんな泣き止むこの岩藤…(要約)」

【かわず】は春の季語
 産卵期ににぎやかに鳴き活動するカエルの姿から、春を表す季語として定着とのことだ。




『通し狂言 加賀見山旧錦絵』はわたくしにとって好きな演目の一つ。 
 2005年、坂東玉三郎 尾上菊之助 河原崎権十郎 坂東薪車 中村隼人 尾上松也 市川左團次 尾上菊五郎(敬称省略)出演の『通し狂言 加賀見山旧錦絵』はテレビで何度も楽しんでいるが、今思えば、大変面白い。
 今日は静かに食い入るように見ていた。
 各役者さんの個性や美しさがそれぞれにいかされていると感じた。





   
  今日は3月11日
  みなさまに、ありがとう
  それぞれのみなさまの
      幸せを願って…
  






 衛生劇場公式HPより ▼

 弥生狂言
 弥生三月は御殿女中の宿下がり(休暇)の季節で、芝居小屋では彼女たち目当てに、御殿の騒動を描いた作品を上演したという。
 これを【弥生狂言】と呼び、本作はその代表作で、陰謀術策がうずまく大名家の奥御殿を舞台にした女性版「忠臣蔵」とも呼ばれる。尾上(おのえ)に玉三郎、お初に菊之助、岩藤に菊五郎という絶好の配役で。

 多賀家奥御殿を取り仕切局の岩藤は、中老(高い身分の女中)の尾上が息女大姫の信頼を厚くしていることが気に食わない。そこで尾上をやり込めようと武術の試合を申し込むが、代役に立った尾上の召使お初にうち負かされる。岩藤はさらに、大切なお香が盗まれた嫌疑を尾上に着せて、皆の前で尾上を草履で打ち据える。面目を失った尾上は自害。お初は激しく怒り、復讐を誓う。(2005年/平成17年10月・歌舞伎座)


 通し狂言 加賀見山旧錦絵(前編)<序幕・二幕目>
 本編尺:77分

 通し狂言 加賀見山旧錦絵(後編)<三幕目・大詰>
 本編尺:101分


 製作年:2005年
 出演:坂東玉三郎 尾上菊之助 河原崎権十郎 坂東薪車 中村隼人 尾上松也 市川左團次 尾上菊五郎

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サボテンの赤ちゃんなりぃ~... | トップ | (*^-^*)うれしいな(^~^")ニコ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

TVで 歌舞伎・能楽」カテゴリの最新記事