乱鳥の書きなぐり

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「にらみ鯛」 正月行事 の思い出

2006年06月09日 | 舞台・音楽 雑感メモ
    
国立ぶんらくげきじょう場内
「にらみ鯛」 正月行事









 国立ぶんらくげきじょうには「にらみ鯛」が飾られています。

 なじみのない風習だが、興味深い。

 初めて見た「にらみ鯛」は斬新で興味をそそられます。





 げきじょうの大通りを隔てて斜め向かいには「黒門市場」。

 新鮮な鯛二見えたのだが、いわれからするとそうとは限りません。

 鯛はすけろくのように威勢よく見栄を切っているようにも見えますが、尾は名古屋のしゃちほこほど威勢の良いものではありません。






「あぁ、これがにらみ鯛か・・・」

 



 睨み鯛のことなど全く知らなかった私ですが、妙に納得したふりをしつつ、物静かにその場を立ち去りました。














     睨み鯛 説明



 にらみ鯛とは、正月用の塩鯛で、膳の前に供えてただにらむのみなのでこの名が出たものといいます。

 また塩鯛二尾の両喉をワラで結びゆずり葉を挿してつるしましたので、掛鯛ともいい、これを料理して、あつものにして食べると、景気があがるといわれましたが、その吊り下げた格好からにらみ合っているように見えましたので、にらみ鯛といわれるようになったといいます。

 近年ではこれを六月二十日に塩抜きて、餡かけとして食べたものでこの煮を正月としました。





                     大阪言葉事典より


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