乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

歌舞伎雑感 師走に思う Ⅲ

2008-12-24 | 舞台・音楽 雑感メモ

 

  歌舞伎雑感 師走に思う Ⅲ

  images images images images images  

 松竹座からは更新毎に『歌舞伎美人』が配信される。

『歌舞伎美人』と書いて「かぶきびと」と読ませるあたりが、今後の松竹の目指す方向性を表わしているといってもよいだろう。(笑み)

 その昔、わたしが丁度高校生の頃は観客が少なかった。

 歌舞伎役者は口上で、

「ジーパンで来て下さい。」

と唱えていた。

 幸四郎丈(当時染五郎)も楽屋ではたいそう歓迎をして下さり、テレビでも、

「先日高校生の女の子が・・・云々」

と話して下さっていた。

 今や時代は大きく変化。

 高級着物客を好む傾向。

 しかしながら、着物の日までつくろうとするのはいかがなものか・・・。

 スーツやワンピースでも良いではないか!

 歌舞伎は伝統芸能とはいえ、単なる一般娯楽演劇である。

 

 最近、検定ブーム花盛りである。

 歌舞伎も例に漏れず、今年は歌舞伎検定なるものができた。

 第一回目。

 会場は東京のみ・・・・・・。あれれ!

 唖然とする・・・。

 

 歌舞伎役者のほとんどは東京に移り、時たま旅をして、関西で上方歌舞伎を演じる。

 南座も以前行われていた5月歌舞伎はなくなり、縮小の方向。

 一度人気の出た演目は続けざまに二度、三度・・・。

 観たい演目は東京、東京、東京・・・。

 臍を噛むとは、このことか・・・。

 

 たまに東大寺云々があれば、こちらの体力的問題で、身動きがとれない始末。

 今年も、印象的なものもあったな。

 だが、東大寺勧進帳と12月を昼夜見逃し、距離的に考え 歌舞伎検定を受けず終いにおわらずを得なかった悔しさは、歌舞心の傷となって残る。

 善良なる歌舞伎の少し好きな一市民、一主婦の私にとっては思いの外、大きな痛手なんだ。

 

 あはは!!たいそうかな!? 

  images images images images images 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歌舞伎雑感 師走に思う Ⅱ | トップ | 歌舞伎雑感  師走に思う Ⅳ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
歌舞伎 (綾子)
2008-12-24 08:15:42
東大寺の「勧進帳」を見逃され、残念だったですね。歌舞伎も、ずいぶんと、変わってきたのですか。私は歌舞伎は、知りませんが、何でももったいを、つける時代ですね。デパートも、銀行もですね。いやです。
返信する
おはようございます^^ (綾子 様)
2008-12-24 09:01:06
コメントをありがとうございます。
とてもうれしいです^^

今日はとても良い天気です。
ぽかぽかと光が差し、暖かです。
そちらは如何ですか?

歌舞伎についてはあまり書いてないんですけど・・・(笑み)
最近まで検索に引っかからないように、感じは使ってなかったし(爆)
まぁ、いいかなって^^;;

読んでいただいてありがとう。
愚痴ですよ、愚痴。
 
何で私が検定をうけられないね!ってね^^
今後、関西で検定会場が設けられても、うけてやらない!!!
そう心に誓った年でした(爆)
返信する

コメントを投稿

舞台・音楽 雑感メモ」カテゴリの最新記事