歌舞伎雑感 師走に思う Ⅲ
松竹座からは更新毎に『歌舞伎美人』が配信される。
『歌舞伎美人』と書いて「かぶきびと」と読ませるあたりが、今後の松竹の目指す方向性を表わしているといってもよいだろう。(笑み)
その昔、わたしが丁度高校生の頃は観客が少なかった。
歌舞伎役者は口上で、
「ジーパンで来て下さい。」
と唱えていた。
幸四郎丈(当時染五郎)も楽屋ではたいそう歓迎をして下さり、テレビでも、
「先日高校生の女の子が・・・云々」
と話して下さっていた。
今や時代は大きく変化。
高級着物客を好む傾向。
しかしながら、着物の日までつくろうとするのはいかがなものか・・・。
スーツやワンピースでも良いではないか!
歌舞伎は伝統芸能とはいえ、単なる一般娯楽演劇である。
最近、検定ブーム花盛りである。
歌舞伎も例に漏れず、今年は歌舞伎検定なるものができた。
第一回目。
会場は東京のみ・・・・・・。あれれ!
唖然とする・・・。
歌舞伎役者のほとんどは東京に移り、時たま旅をして、関西で上方歌舞伎を演じる。
南座も以前行われていた5月歌舞伎はなくなり、縮小の方向。
一度人気の出た演目は続けざまに二度、三度・・・。
観たい演目は東京、東京、東京・・・。
臍を噛むとは、このことか・・・。
たまに東大寺云々があれば、こちらの体力的問題で、身動きがとれない始末。
今年も、印象的なものもあったな。
だが、東大寺勧進帳と12月を昼夜見逃し、距離的に考え 歌舞伎検定を受けず終いにおわらずを得なかった悔しさは、歌舞心の傷となって残る。
善良なる歌舞伎の少し好きな一市民、一主婦の私にとっては思いの外、大きな痛手なんだ。
あはは!!たいそうかな!?
とてもうれしいです^^
今日はとても良い天気です。
ぽかぽかと光が差し、暖かです。
そちらは如何ですか?
歌舞伎についてはあまり書いてないんですけど・・・(笑み)
最近まで検索に引っかからないように、感じは使ってなかったし(爆)
まぁ、いいかなって^^;;
読んでいただいてありがとう。
愚痴ですよ、愚痴。
何で私が検定をうけられないね!ってね^^
今後、関西で検定会場が設けられても、うけてやらない!!!
そう心に誓った年でした(爆)