記録だけ
『耳に残るは君の歌声』
原題 THE MAN WHO CRIDE
2000年 イギリス・フランス 97分
監督 サリー・ポッター
キャスト
クリスティーナ・リッチ
ジョニー・デップ
ケイト・ブランシェット
ジョン・タトゥーロ
満足度 ★★★★★ ★★★★☆
感動度 ★★★★★ ★★★☆☆
お勧め度 ★★★★★ ★★★★☆
(または★★★☆☆ ☆☆☆☆☆)
映画の初めは舞台はロシアらしく、ロシアオペラ映画の好きな私は満足。
『この映画はいいぞ!』
とはしょった気持ちを抑え、画面を見つめる。
色彩は彩度をおとし、少し暗め、重厚な感じで始まる。
1927年のロシア。ユダヤ人の少女。父との別れ。
この設定だけでも、次を想定し、思いは広がる。
あらすじをここで述べるのは陳腐だ。
まずは見てのお楽しみ。
ただしこの映画には派手さはない。
従って、この映画の好き嫌いは潔く二分されると思う。
私はこの映画は好きだ。
淡々と話は進み、時々織り込まれたオペラのアリアが、時には沈みがちな話を支える。それはステンドグラスに逆光が当たり、薄暗いモスクの中に光がさしたような美しさ。心に響く。
無表情、無口な人々はその心を表わす。
しかしながら無表情、無口の中にひときわきらめく役者たちの細やかな演技は、見過ごすことはできない。
それほどまでに繊細さを要求する映画であったのは女性監督の目線からとらえた映画だからか。
また阿呆な話で申し訳ないが、監督の名前のサリー・ポッターが気になって仕方がない。ハリー・ポッターを思い浮かべるのは、私だけか・・・。
話が飛んでしまうのが、私の悪い癖である。
原題は『THE MAN WHO CRIDE』
アメリカに渡った女の立場からではなく、家族やイギリスから離れることのできなかったジプシーである男の立場から付けられた題名という点が洒落ている。
日本では『耳に残るは君の歌声』
この題名は、多分オペラの中にあるのであろう・・・。
私はそういったことを知らないので、一度調べてみよう。
わかったならば、ここに付け加えることにする。
オペラの中にあるだろうといった大胆な予想は、果たして当たっているか否か・・・結果が楽しみである。
またオペラも私にとっては未知の世界です。
そういうことは分っているのに、暫く写真を見つめていました。
本当に美しい女性ですね。
実は、外国人にはどうしても思えなかったのです。
絶対、日本人であろうと・・・。
どうもすみません。
変な感想で。
マナビスト
返事が遅れ、ごめんなさい。
昨日今日と出かけていました。
さちさん、是非是非、見て下さい。
感動するか落胆するか・・・どちらかだと思います。
多分、中間ではないような・・・。
ジョニー・デップは今回、かっこいいという感じではないです。多分、相手役に会わしたかも(笑み)
ジョニー・デップで一番重厚で好きな映画は『リバティーン』でした。
さちさんは見られましたか?
最近というか今年は映画をほとんど見てないので・・・星の多い映画にはあまり出会っていません。
残念です。
こんばんは
コメントを頂きまして、ありがとうございます。
写真の女性はペルセポリスに来ていた十代の女の子でした。
服装からもわかりますように、結構お金持ちです。
イランでは彼女のようなお顔立ちの女性も多いです。
彼女の場合は、少数民族の方ではない特徴が、顕著に表れています。
イラン人女性の中には、今も眉毛をつなげていらっしゃる方もおられますし、また、諸外国のように繭を細くして現代的(?)になさっていらっしゃる方もおられます。
彼女のように、眉毛が太い方も多いです。
イランの女性は幼い頃から親御さんに女性として、とてもおしゃれに気を使って育てられるようです。
ピアスや手足のマニュキュア、かわいいお洋服を着ている子も多く、おしゃまな感じを受けます。
写真のように一見奥ゆかしい感じの女性も多いです。
いったんはなしだしだすと、とても明るく陽気な傾向もあります。
マナビスト様の言われてよきみると、本当に日本人に見えてきて、ほくそ笑んでしまいました。
奈良では昨日雪が降ったそうです。
冷え込んでとても寒いですね。
風などひかれませんように・・・。
マナビスト様のご活躍を祈願しております^^