乱鳥の書きなぐり

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29:『さんせい太夫考』から「しんとく丸」と母子神信仰の世界 岩崎武夫著 平凡社選書23

2012年02月10日 | 説経節、幸若舞、舞の本等




2012年  本

    29:  『さんせい太夫考』から「しんとく丸」と母子神信仰の世界    96-136




 
『さんせい太夫考』から「しんとく丸」と母子神信仰の世界    96-136


 岩崎武夫著

 平凡社選書23


 以前 2011 14; 『説経節』「信徳丸」東洋文庫(『弱法師』『摂州合邦辻』『文楽瑠璃集 』の「摂州合邦辻」比較)が楽しかった、

 なのでその流れに任せ、8日。京都往復の時間を利用して『さんせい太夫考』から「しんとく丸」と母子神信仰の世界 を読む。



 気になった点は二つ。

 1
 しんとく丸がや舞になったのは、継母の呪いと行った単純な者ではなく、観音様のお怒りにふれたというのが直悦的理由。

「親の因果が子に報い」…で、重くのしかかってくる。

 本書には詳しく載せられていたが、ここでは割愛させていただきたい

 2
『さんせい太夫考』「さんせい太夫」では 浜辺の風呂船と「しんとく丸」の四天王寺の軒下という『境界』についてのべられていた。

『さんせい太夫考』 「しんとく丸」では、四天王寺の軒下という『境界』と歌舞伎『曾根崎心中』天満屋(遊郭)の縁の下

『曾根崎心中』の縁の下でお初のことばに促され、心中を決意   132-133




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