ニニンサンバソウ
A(マンサイ) B(ソメゴロウ)
Aはニニンサンバソウの本来の特徴を見事に現していた。
本来ニニンサンバソウとは五穀豊穣を願い、年の小さい子どもから順番に大きい子どもに変わって、成長を願って舞う。
後にはおめでたき象徴として、杮落としや祝いの場でも回れるようになった。
テレビでの説明では、五穀豊穣(稲のもみ踏み)にちなんで、舞うことを踏むと説明されていた。
Aはニニンサンバソウを神事としてもとらえ、私たちに上手く伝えてくれる。
次にAはサンバソウの特徴をとらえ、左から右、右から左へと散るの形で移動。
狂言と能の形を保ち、気品にあふれるしなやかな動きで、興味深かった。 Bの素踊りは優雅で、父親に似てきた感じがする。
狂言師とカブキ役者は独自の世界をかもし出し。
興味深い作品であった。