白石畑村近くの近畿自然歩道から昔の通学路を歩いて平群町東三里村にくだる。
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近鉄電車の萩の台という駅から矢田丘陵に入り、僧坊谷池から白石畑村に向いました。
小さな集落の白石畑村にある安楽寺(公民館)を抜けた「近畿自然歩道」沿すぐ右手には、「平群駅」と「近畿自然歩道」と書かれた道標があります。
薄暗い竹薮すぐ左脇の細い道が、平群に通じる今はほとんど使われたない平群の町道です。
近畿自然歩道の地元のご年配の男性と、平群町三里の叶堂にいらっしゃった女性に、この道は昔、小学生の通学路であったことを教えていただきました。
近畿自然歩道で出会ったおじいさんは、坂がきつく、岩がごろごろしているので、気をつけるようにと年を押された。
私たちはここから平群の東三里に向って歩くことにしました。
初めは美しい田畑を左手になだらかな山道を楽しんだ。
途中、道は獣道のように荒れ果て、倒木。
急な坂ミリ。
ゴツゴツとした石というには大きすぎる落石。
蜂と蚊の大群に歓迎を受け、どこまでも親切丁寧に見送ってくれる。
この先、道はあるのだろうか……。
ルートから外れたような恐怖心を覚えながら、わたくしたちは一歩また一歩と前に進んだ。
あまりの怖さに、シャッターを押すことを忘れた。
私は何かさっきを感じるこの山道を、いっときでも早く抜け出したかったのだ。
ここからは説明なしの写真だけで、何度かにわけて記録したいと思います。
見ていただけましたら、嬉しいです。
初めは上のようになだらかな道がつづく。
景色も美しく悦に浸っていた。
途中の写真は一切抜け落ちている。
御稚児とした石や岩や倒木が急な坂道を塞ぐ。
昔、この道を毎朝毎夕小学生が通学路として歩いていたのかと思うと、驚くばかリ。
今現在はそれだけこの道が利用されることが少なく荒れ果てているという証拠かもしれない。
上は山道をほとんど折りて東三里に近づいてきた頃の写真。
右 まつの尾
しっかりとした橋
船山神社 と書かれているが、それらしきものは見つからなかった。
ここには野仏もいらっしゃらず、色花も添えられてない。
僧坊谷池から白石畑へ向う途中に見た野仏に添えられた花筒と同じように竹筒をさしてあるが、この辺特有か、或は全国的なものなのかは私は知らない。
この後、三里村の安明寺叶堂跡(叶堂)に向う。
これで近鉄萩の台駅から矢田丘陵を歩き、僧坊谷池から白石畑をへて近畿自然歩道から山道を通って東三里の安明寺叶堂跡におりた記録は終わりです。
みなさま、おつきあい下さいましてありがとうございました。
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