乱鳥の書きなぐり

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『箱入娘面屋人魚』8 中読了(道成寺をきゝおよび 口ひつにて さら/\とはかゝず ぶつたり/\とかく)山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3(3枚)

2021年05月23日 | 山東京傳

 

   『箱入娘面屋人魚』8 中読了(道成寺をきゝおよび 口ひつにて さら/\とはかゝず ぶつたり/\とかく山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3(3枚)

 

 

『箱入娘面屋人魚』(はこいりむすめめんやにんぎや)

 

『箱入娘面屋人魚』

  だんなさま、

 けしからぬ

   あんじ

 なさる、ぢきに

 はたきそうなこつたと、

 女、かみゆひ

   口の内でいふ、 

 

 こいつを前に

 あてさせるびだ

  と、まいづるやの傳八が、足つき股引の前掛けのようなものを持って立っている。

 

『箱入娘面屋人魚』中

 人魚のつかいと

 いふ事ハ

 此ときよりぞ、

 はじまりけると

 いふのか

   

 コレ さくしや(作者:山東京伝)

 そうハ

 いわせぬ

   ふるい/\

 

 言葉遊びというより、親父ギャグか、、、

 山東京伝、あっぱれじゃ!

 

『箱入娘面屋人魚』中

 生臭いので、客が逃げようとした。

 人魚は道中で疲れて、床を眠っている。

 人魚の手になっていたくろご(黒衣)が、廊下で逃げようとする客を捕まえようとする。(要約)

 

 客

「なんでも あの女郎ハばけものだ、

 あの床の内から

 こゝまで手がとゞく

 とハ、さて/\

 ながいてだ

 

 

『箱入娘面屋人魚』 中 読了

 

 箱入娘面屋人魚. [上],中,[下] / 京伝 作 ; [歌川豊国] [画]

 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3[1791]

 早稲田大学所蔵

 早稲田大学図書館 (Waseda University Library)

 ヘ13 01961 0035

 

 

 

『箱入娘面屋人魚』(はこいりむすめめんやにんぎやう)1  (まじめなる 口上)  山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3  (2枚)

『箱入娘面屋(めんや)人魚』2 (『方丈記』引用/ まずなみをふみて) 山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3  (2枚)

『箱入娘面屋(めんや)人魚』3 (うらしま太郎とて、みなさまご覧べしのいろ男あり) 山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3  (2枚)

『箱入娘面屋(めんや)人魚』4 (人げんとうをとの中にできたる子なれバ…いわゆる人魚なるべし) 山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3  (2枚)

『箱入娘面屋人魚』5 (人魚乗り込み、つりぶねの平次 言う「ぬしのくちさき、うり  はりにかゝつちや  あべこべさ」) 山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3  (2枚)

『箱入娘面屋人魚』6 上 読了 (「みなねつからはつから、せうち(承知)せず」) 山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3 (1枚)

『箱入娘面屋人魚』7 中(道成寺をきゝおよび 口ひつにて さら/\とはかゝず ぶつたり/\とかく)山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3(3枚)

『箱入娘面屋人魚』8 中読了(道成寺をきゝおよび 口ひつにて さら/\とはかゝず ぶつたり/\とかく)山東京傳作 歌川豊国画 通油町(江戸) : 蔦屋, 寛政3(3枚)

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